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- ベッド選びの基礎知識[改訂版]
▼ ベッドと敷布団について
ベッドと敷布団では、
それぞれメリットとデメリットがあるので、
どちらを選ぶかはライフスタイルや好みによります。
それぞれのメリット・デメリットをご説明します。
〇ベッドのメリット〇 |
〇ベッドのデメリット〇 |

〇敷布団のメリット〇 |
〇敷布団のデメリット〇 |
スペースがあれば、やはり『ベッド』がオススメです。
敷布団では綿やウレタン層も薄くなりますので、
直ぐに底ついてしまい身体の凹凸をカバー出来ません。
厚みのあるマットレスですと、
身体に合わせてフィットしてくれますので
耐圧分散よく快適にお休みいただけます。
▼ 眠りについて

眠りは、私たちの心身の健康を支える非常に重要なものです。
質の良い睡眠は、日々の疲れを癒し、体の免疫力を高め、脳の働きを活性化させます。
また、十分な睡眠をとることで、集中力や判断力を向上させ、
ストレスの軽減にもつながりますので、
健康への『自己投資』と思い、自分に合った寝具でお休みください。
寝れたら何処でも良いと・・・試しもしない寝具でお休みされていませんか?
疲れが取れない、朝起きたら腰が痛い、体がだるいなど
睡眠時間を確保しても、睡眠の質が悪ければ寝具が合っていない可能性があります。
睡眠の質を高めるには、まず自分に合った寝具を探すことから始めて下さい。
自分に合った寝具が見つかれば、次は睡眠環境です。
寝室の温度・湿度も重要ですので、空調や加湿器などで調整しましょう。
▼ ベッドの選び方

ベッドの選び方は、自分の身体に合ったマットレスを見つける事が最も重要です。
高価なマットレスだからと言って、必ずしも寝心地が良いとは限りません。
『シモンズベッド』『フランスベッド』聞いた事があるブランドメーカーなので、
寝心地も間違いないだろうでは、無駄に高いマットレスを購入してしまう可能性があります。
自分の体型や寝姿勢・寝心地の好みに合ったマットレスを選ぶ事が重要です。
ブランドや価格にとらわれず、実際に寝転がってみて自分に合ったマットレスを見つけてください。
マットレスの硬さで悩まれると思いますが、まずは違和感なく寝やすい硬さを確認することから始めてください。
今まで使用してきた寝具より『硬くしたい』『柔らかくしたい』も非常に重要です。
硬い敷布団から柔らかすぎるマットレスに変更した場合、いままで使用してきた寝具から
寝心地の差が大きすぎて、身体に違和感が出てしまう可能性が高くなりますので
フカフカした柔らかいマットレスは気持ちよいですが、注意が必要です。
また、『硬いマットレスが腰に良い』と思い込んでいるお客様も多くおられますが
硬すぎるマットレスでは、身体の凹凸を十分にサポートできず
背中・お尻部分で身体を支え、腰に隙間が出来てしまいます。
背骨が自然なカーブを保てるようある程度の沈み込みは重要です。
横向きで寝る場合は、ある程度の柔らかさがないと、肩が沈み込まず
圧迫され痺れの原因にもなります。
自然な寝姿勢を保つことが重要となりますので、硬いマットレスをご検討の方は
横向きでも体感し寝心地を確認ください。
マットレスはメーカーの中でも沢山種類があります。
全てを体感するのは難しいと思いますので、ある程度の硬さを絞り込み
近い硬さの商品で一番自分に合いそうな寝心地を選別ください。
少し体感しただけでは、どのマットレスが自分に合うかは分からないと思いますが、
『この寝心地好き』と思う感覚が重要です。
感触が良く、優しい当たりのマットレスは詰め物層も多くなりますので、
その分価格も高くなります。
反対に、当たりの優しさ、柔らかさは要らない、あっさりした寝心地が好みですと
高級なマットレスを選ぶ必要がなく、価格も抑えられます。
マットレスの価格もピンキリですので、どれぐらい感触の良さを求めるか、
どこで満足できるか、どこで幸せな気持で寝れるかです。
ご来場いただいたお客様には、販売スタッフがマットレス選びのお手伝いをさせて頂きますので
何なりとご相談いただき、妥協せず自分に合ったマットレスを見つけてください。
▼ ベッドのサイズについて

ベッドのサイズ選びは、快適な睡眠環境を作るため非常に重要です。
自分の体型や寝室の広さ、睡眠スタイルに合わせてサイズをお選びください。
■S【シングルサイズ】横幅97センチ前後
最も一般的なベッドサイズです。
■SD【セミダブルサイズ】横幅120センチ前後
シングルより20センチ大きい少し広めの大きさとなります。
1人で寝るけど寝返りを打つ余裕が欲しいかたにオススメです。
■D【ダブルサイズ】横幅140センチ前後
このサイズから基本的には2人用のベッドサイズとなります。
■WD【ワイドダブルサイズ】横幅150センチ前後
ダブルより10センチ広く、もう少し大きいサイズが欲しい方にオススメです
■Q【クイーンサイズ】横幅160センチ前後
このサイズから搬入がしやすい、マットレスが2枚に分かれるタイプがあります。
広々と1枚のタイプもありますが、搬入経路の確認が必要です。
■K【キングサイズ】横幅180センチ
広さにこだわりたい方、ゆったりとお休み頂きたい方にオススメです。
■S+S【シングルツインサイズ】横幅200センチ
2台並べてキングサイズになるツインベッド。
■SD+SD【セミダブルツインサイズ】横幅240センチ
ホテルツインサイズのかなりゆったりした大きさです。
ご夫婦でご使用される場合は【S+S】を選ばれる方が多いです。
お部屋に余裕のある方は【SD+SD】ゆったりとお休みいただける理想のサイズです。
ベッドは長く使用しますので、お子様と一緒に寝たい方は、お子様の年齢を考慮してサイズを選んでください。
何歳ぐらいまで一緒に寝るか?お子様が子供部屋に移動した時にベッドをどうするか?
夫婦でどのサイズを残したいか?等も頭にいれてサイズ選びをしてください。
また、Qサイズなどの大きなサイズでご検討の方は、搬入経路を必ず確認ください。
EVに乗らない階段から上がらないケースもあります。
お引っ越し先で使用出来ない場合もありますので注意が必要です。
▼ マットレスの種類について

大きくは【コイルタイプ】【ノンコイル】の2種類あります。
それぞれ特徴がありますが、まずはコイルマットレスからご紹介させて頂きます。
▼ 【ボンネルコイル】について

ボンネルコイルマットレスはコイルが連結された構造のマットレスです。
コイルが繋がっているため『面』で身体を支えるため、硬めの寝心地が特徴です。
オープンコイルのため、通気性が良いですが、『ポケットコイル』=通気性が悪いではありません。
不織布でコイルを包んでいる『ポケットコイル』と比べての通気性が良いだけです。
面で支えるボンネルコイルは製造効率が良いのでコスト面ではお手頃ですが
コイルが連結しているため、寝返りなどの動きがマットレスにも伝わりやすいですので、
2名でご使用の際は揺れが気にならないか確認してからお選び下さい。
また、ボンネルコイルで柔らかいスプリグを使用していると、腰部分が下がってしまい
腰痛の原因になりますので注意が必要です。
ボンネルコイルを選ばれる場合は硬めのマットレスをお選びください。
▼ 【ポケットコイル】について

ポケットコイルマットレスは、各コイルが個別に不織布の袋に包まれた構造のマットレスです。
コイルが1本、1本独立して動くため、肩や腰、背中など体の凹凸に合わせてサポートしてくれますので
体圧分散に優れたマットレスです。
ポケットコイルは1920年代にアメリカで最初に開発されて以降、時間と共に改良され
日本国内でも【サータ】【シーリーベッド】【シモンズベッド】【日本ベッド】【ドリームベッド】
【アンネルベッド】【東京スプリング工業】など多数のベッドメーカーが採用しているマットレスです。
その一方で、中にはポケットコイルと呼ぶには『似ても似つかぬ』マットレスもありますので
日本で製造している、国産メーカーの商品がオススメです
。
ただし、ブランド名に頼り価格とそのバランスが伴わないマットレスもありますのでご注意下さい。
▼ 【ノンコイル】について

名前の通り、コイルを使用せず他の素材を使用したマットレスです。
ノンコイルの中でも『ウレタンフォーム』を使用した、柔らかめのマットレスと
『ファイバー素材』を使用した、硬めのマットレスがあります。
▼ 【ファイバー素材】について

ファイバーマットレスは『ポリエチレン』『ポリエステル』を繊維状に素材を編み込んで
作られたマットレスです。
太い釣り糸を絡めたような構造のため、非常に通気性が良く
ご家庭でも洗えるのが特徴です。
反発力が高く、寝返りは打ちやすいですが
硬めの寝心地のため、耐圧分散は悪くなります。
また、『ポリエチレン』素材を使用している商品は熱に弱く、電気毛布などを使用する際は
温度に注意が必要です。
マットレスも多種多様で、それぞれ特徴がありますので、お好みに合わせてお選びください。

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