有名ブランドメーカーは定番カタログなるものを発行し、一般のお客様に配布しています
しかしほとんどのメーカーには、カタログ掲載商品以外にも多くのマットレス、ベッドフレームを
販売しています
実際の種類、また当然のことながら販売数量もこの、カタログ外商品(カタログ外という表現は正しくないかも
しれません、積極的に一般に配布しないですがカタログが存在します、別冊カタログ品のほうが適切と思います
以後別冊カタログと呼びます)
改めて言います、実際の種類、販売量ともに、別冊カタログ商品のほうが多いのです
いや、圧倒的に多いというのが正しい表現です
ところがこの別冊カタログ品、一部のお客様に受けが悪いんです(笑)
誤解しないでいただきたいのですが、商品の性能的な部分で受けが「悪い」のではなく
イメージが悪いんです(笑)
どうもお客様の感じておられるイメージを一つの言葉で表現すると
「カタログ品 = 正規品 」 「 別冊カタログ品 = 廉価版 」 という感じでしょうか?
・・・はたして本当にそうなのでしょうか?
結論から言うと、断じて違います
しかし、そう考えるお客様がおられることは、一部のメーカーにとっては歓迎すべきことでしょう、色んな意味で
ここで2つのマットレスを例にとってお話しましょう
ネット上でよくみられる言葉をあえて使って進めていきます
正規品 約11万円 廉価版 約6万円 です
両者には約5万円の価格差があります
以前、別のところでも書いたことがありますが、両者の違いは「正規品」のほうに余分に詰め物が
入っているだけで、内部の違いはそれだけでした
その詰め物も決して特殊でも高額でもないものでした、(おそらくコストにして数百~千円くらい?)
ハッキリ言います、高性能なのは「廉価版」つまり安い6万円のほうです
それに加え、驚いたことに廉価版のほうが実は高性能だと言っているのは、だれあろうメーカー自身なのです
私の手元にメーカーが責任発行した、ある資料がありますが、それにそのことを指し示す文章がハッキリと
書かれています (ご興味あらばいつでもお見せいたしますよ(笑))
ここまで書いてメーカー側から、こんな言葉が返ってきそうです
「じゃあ新井家具さん、あんたたちは悪く言ってるその正規品を売ったことが無いのか?」
ありますよ、そういう意味では我々も「共犯者」で、こんなことを書く資格はないのかもしれません
ただ一つだけ言い訳すれば、一度たりとも「積極的販売」はしたことがありませんし
ホームページやブログ、店頭などで事あるごとに情報を発信し続けています
それでも正規品がほしい、とおっしゃる方がおられれば販売いたします、商売上当然のことです
誤解のないように念のため申しますが、正規品のすべてが悪いわけではありません
素晴らしいものももちろんあります
「百害あって一利なし」のタバコだって公然と売られているのと同じ・・・かな?
でもタバコの箱にはこう書かれています「吸いすぎはあなたの健康を損ねる恐れが・・・」
マットには書いてないですね「このマットは健康を損ねる・・・」
書けるわけないか(笑)