7月からアンネルベッドのスタープラチナ シグマ、デルタが受注生産対応となり、商品のお届けがこれまでは1週間だったものが、2週間はかかるようになります
そうなった原因を推測すると、このマットレス内部のバネのゾーニング(腰部のみ硬く仕上げている)
これが売れていないのです😞
いえ、弊社においてはかなり売れています、スタープラチナのこの2種類の販売数は、少し前に比べて1.5倍に増えてます
然るになぜなのか?
このバネ配列のマットレスは、アンネルの中では高価格帯マットレスに使用されています
つまり「新井ベッド館では売れているが、ほかでは売れていない?」(あくまでも推測です。)
私はスタープラチナのシリーズは本当に優れたコスパの良いマットレスだと考えていますが
必ずしも他の家具小売店はそう思っていないのでしょうか?
私が現役時代から、アンネルのこのクラスのマットレスを販売する際、いつも思っていたことは
「他のブランドマットレスを販売する時よりも、3倍しゃべらないとだめだな😅」
1度は名前を聞いたことがある有名ブランドメーカーは、消費者もはじめから「良いものなんだろうな、有名だし」と良くも悪くも先入観を持って我々の説明に耳を傾けます
しかし「アンネル?なにそれ?聞いたことないメーカーだね」
からスタートして、商品の良さとコスパの良さを説明し
お客さんの理解と信用を得るには、喋り3倍、労力5倍です(HP やブログ発信で幾分楽にはなりましたが😁)
そんな苦労をしても、有名ブランドメーカーのそれを販売するより、売り上げも少ない(販売単価が低い)
果たしてそんなめんどくさい、儲かるわけでもない事を他店の販売員が行うでしょうか?
まぁ、常識的に考えて少ないでしょうね
販売の労力も何分の1ですみ、それでいて大きな利を得られる有名ブランドメーカーを販売するのは自明の理です、仮にそれがアンネルより劣っているものであったとしてもです
おそらく、他店でアンネルのこのクラスのマットレスを販売するのは、アンネル派遣のマネキンか応援販売に立った営業マン位じゃないでしょうか?
「じゃあなんで新井ベッド館は、そんなめんどくさいメーカーのマットレスを販売するんですか?」
と言うお声があるかもしれません
それは…「面白いから😁」
メーカーからの説明をそのまま、「嘘も誠も」受け売りで説明し、販売しても何か面白いことがあるんですか?(単なる取次業)
そんなことより、自分の目で良いと判断したものを買い付け、それを消費者に説明し理解いただいた上で購入いただく、そのほうがはるかに商売していて楽しいです
それに、その時は労のわりに単価が低く、一見損したように見えますが、我々小商人にとっては、後々信用と言う得難い利益をいただくことにつながると思っています
(これが大手にはできない、我々の強みです。)
しかし受注生産と決まってしまったからには仕方ありません😞弊社のスタープラチナに対する販売姿勢は、これからも変えるつもりはありませんが
納期の問題で多少販売数に影響が出るかもしれません
ではアンネルの主力商品とは何なのか?
国産で低〜中価格帯のマットレス言うことになるのでしょうが
これがまた厄介😅
この価格帯でのライバルは、ズバリ「中国製」です
資材、運賃等が高騰し、それでも値上げを最小限に抑えなければならない国産マットレスに対し、中国製は「ある方法」を使って、値上げ幅を最小限度に抑えています
そして、さらに厄介なのが「なんちゃって日本製」
中身全部中国で最終加工を日本で行った、このなんちゃって日本製には、「表向きのスペック、見栄え」で
国産品は太刀打ちできません(消費者は額面通り、これを国産と…)
まぁ弊社ベッド館の場合、アンネルの低〜中価格帯のマットレスは、品質を高めたAレボリューション セブン以外、ほとんど販売しませんので影響はありませんが
(弊社の場合、これを販売するより、サータの方が商品もよく、お値引きもたくさんできます。)
いずれにしても、サータ、シーリー、シモンズを始め、多くのメーカーが取り入れているゾーニング
このゾーニングの優先順位を下げてしまうアンネル
そこには何か深い理由があるのでしょうか?
元々、スタープラチナのシリーズには、ゾーニングのないタイプが2種類存在しましたが
やはり、ゾーニングのある、スタープラチナシグマ、デルタの方が圧倒的に数が売れるので、ゾーニングなしは廃盤になった経緯があります
答えは出てると思いますが…