売れない家具屋の立て直し方
まずは徹底した安売り もちろんそれには原資が必要
会社にそんな体力も、社長の気力も残っていない と言うところは、黙って消えていってください
本業以外の収入でも、社長の個人資産でも、とにかく当面の安売りをしても大丈夫な原資が確保できるなら
徹底した安売りで、とにかく売り上げを作るべきです
下がるところまで下がってしまった、落ちるとこまで落ちてしまった家具屋を、再び浮上させるには、それしかありません
徹底した安売り・・・ 他店や大手と比べて数%くらい安いだけではダメです、もっと多く・・・できれば20%以上安いことが必須
それくらい安売りすると、まずお客さんがコッチを向いてくれるようになります
続いてメーカーがこっちを向いてくれます メーカーとしてはいい顔をしないかもしれませんが、少なくとも担当の営業はコッチを注視するようになります・・・数字が欲しいからね
すると、お店が活気付きます(利益はともかく)
昔ウチにやる気も能力もない人間がいました、ある日家具団地全体で 「アウトレットフェア」を開催、店舗以外の場所で行われたイベントのため、「戦力外」である彼を現場に派遣しました
その彼は 「どうせ売れない」とか「そんなに安売りしたら大損」だと、ブチブチ文句を言っていました・・・ところがフェア当日、弊社が思い切った処分価格で販売したところ、用意した商品はほぼ完売しました
するとどうでしょう・・・ブチブチとやる気のなかったそいつは、ドヤ顔で 「売れたでぇ」と報告してきました
そうです、その戦力外の彼も、頭では利益がない・・・とわかっていると思いますが、実際に忙しく商品が売れたことで
活気づいたのです・・・湿気た炭のような奴にでも火が付くのが、物品がたくさん売れるという事です
断言できます、普通の人間なら確実に活気づき、家具店にも活気が出ます
すると不思議なことに、売り上げも、そして利益も改善していくのです・・・ホントです
弊社が10数年くらい前、それを実行したときに経験しましたから、間違いないです
・・・どれだけメーカーや営業マンから 「そこまで安売りする必要ないですよー」 とたしなめられたことか
…近年その事に気が付いて、弊社の真似っこをするところがチラホラ・・・しかし10年遅いわ
グダグダ惰性で商売続けるならやめちゃえ 余力のあるうちに上記を試してみては