東京ショールームのベッド展示商品のプライスカードには、3種類の価格提示がございます
まず、「定価」 と書かれたプライスカード
次に 「売価」 と書かれたもの・・・売価とは、メーカーが 「この商品はこの価格くらいで販売するのが、望ましい」 という
「推奨売価」 のようなもの・・・ まぁそんなものは余計なお世話ですが
そして 「最終売価」、ズバリお客様にお渡しする価格の事です
これが非常にわかりにくい
よって今後、定価表示のものを 「黒」 、推奨売価のものを 「青」 、ズバリ価格のものを 「赤」 で表示しようと準備中です
先日も、お客様のこんな会話が聞こえてきたのです
「ほかの家具屋と、あまり価格が変わらない」
混雑時だったので、複数のお客様を接客中、そんな会話が聞こえてきました・・・
私は 「いや、そこからガバァ~っと価格が下がるのですよ」
と申し上げました・・・・・私は、あくまでもそのお客様に 「そこから価格が下がる」 という事をお伝えしたのですが
私の地声はでかい ・・・ふと周りを見渡すと、ショールーム内のあちこちにおられるお客様が
「こちらに熱い視線を注いでいる」 ではありませんか
その時に感じました 「ひょっとして、皆さん同じような事を考えておられたぁ」
そうなのだとしたら、弊社にとって大きな損出です
・・・しかしまぁ、その事を今、ここにおられる皆さんにお伝えしたので、どなたかが 「じゃあいくら下がるの」 と
聞いてこられるだろう・・・ と思っていました 少なくとも大阪ではそうです(笑)
ところがどなたも聞いてこられない 「あれ ひょっとしてウチに興味がないの」
と思いましたが、モノは試し・・・一番近いお客様に 「そこから28%以上値引きが有りますよ」
と声を掛けました・・・するとその価格は衝撃だったようで 「そんなに下がるんだぁ~」 とお客様
そして、もしや と思い、視線を周りに戻すと
やはり熱い視線が しかも前にも増して(笑)
たまたまご来店のお客様が、シャイな方ばかりだったのか・・・それとも 「せいぜい下がっても数パーセントだろ どうせ、よその家具屋と大して変わらないよ」
とお考えだったのか、それは分かりません
じゃあ、最初からズバリ値引き後の価格を提示しておけよ― と思われるかもしれません
弊社も、ぜひそうしたいところなのですが
しかしそれをやってしまうと、各方面からの強烈な圧力で、関東圏からたたき出される
ですので今、その対策を検討中です
弊社の販売価格をお知りに成れないのは、お客様にとっても弊社にとっても、重大な損出ですから
・・・しかしこんなこと書いたら、また他店の偵察野郎が来るやろなぁ~ こないだも明らかに二人偵察のオッサンが
見に来てた・・・ゴマ塩頭のビビりのオヤジと、印象の無いオヤジの二人
関東で言うガン飛ばし、関西で言うメンチ切りながら追い回したら、ゴマ塩ビビりが心配そうに後ろ振り返りながら帰っていったけど
偵察来るなら、小物の一つでも買え・・・そしたらゆっくり見せてやるよ