大切なことなので何度でも言います 羽毛ふとん編

大切なことなので何度でも・・・・・

羽毛ふとんに関しては色々ありすぎて、ココに一度に書くことは難しいのですが

まず

羽毛ふとん購入を検討されている方で、その選択肢の中に 「ベッドメーカーが販売している羽毛ふとん」 を入れいらっしゃる方

絶対に買っちゃダメ・・・とは申しませんが、再考される事を強くお勧めいたします

私がそう考えるに至った事象はたくさんありますが、全部書くと長くなるので、一番インパクトのあるケースを書きます

超有名ブランドベッドメーカー、そこが販売する138000円(シングル) の羽毛ふとん 

もう書いちゃいますが、その当時の弊社の仕入れ原価は75900円 (138000円の55%) でした

弊社は 「羽毛ふとんなんて薄利でよい」 と考えて、確か8万円代で販売していた記憶があります

他店さんは定価から15~20%引きくらいで販売 (11万円くらい) していたので、結果的に弊社ではたくさん売れました

ところが、ほどなくして弊社はある布団メーカーと取引を始めました

内容、品質の割にかなりお安いので、次第にその布団メーカーの販売量も増えていきました

ある時、ふとそのメーカーの羽毛ふとんの内容表示タグや取扱説明書などを見てみると、はて何となく見たことのある書式

そうです、先に書いた138000円 (原価75900円) のベッドメーカー羽毛ふとんと、似た書式、文体だと気づくのに

さしたる時間はかかりませんでした

さらに驚いたのは、その羽毛ふとんの弊社の販売価格が4万数千円だったことです

そーなんです  ブランドメーカー138000円(原価75900円) と、弊社販売価格4万数千円 ((当然仕入れ原価はそれ以下)

は、同じ内容のものだったんです  その後、布団メーカーに確認すると、事実として認めました

・・・私も少しくらいのブランドバリュー (名前代) をメーカーがとっているのは分かっていましたが

この価格差のえげつなさ 

では今まで138000円を無理して8万円代まで値引きして販売し、お客さんに 「安い」と喜んでいただいたのは何だったのか

これでは私が一番大嫌いな、お客さんに喜んでいただくためではなく、メーカーの片棒を担いだことになります

今でも弊社ベッド館の大阪本店には、この138000円の羽毛ふとんを永久保存しています 
ご興味あればお見せしますよ、ベッドメーカー名もばっちり書いてます

このメーカーがえげつないのは、羽毛ふとんに限ったことではないのですが

・・・・・・さて、この事象だけをとっても十分ですが、こんなものは氷山の一角、似たような事象はゴロゴロあります

それは布団に限ったことではないですよ

それらについては、また別の機会にでも書いてみたいと思います

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