寝心地の良い、あるいは良いかも?と感じるマットレスを作る上で永遠のテーマと言えるのが
「しなやかさ」と「しっかり感」を両立させることのむずかしさだといえます
あるメーカーはしっかりしたバネの上にウレタンなどの詰め物を多用することで
「しなやか」と「しっかり感」を両立しようとしたり
あるメーカーは極細のしなやかなバネをたくさん使用することで、これを実現しようと試みています
しかし前者の方法では、「感触」は生まれても本当の意味で両立したことにはならず
後者では、耐久面で大いに不安が残ります
ある日のことお風呂でふとアイデアが浮かびました
そのアイデアとは・・
まず4インチほどの高さで直径が小さくバネの線径が2.0ほどの比較的太めのバネを使用したポケットコイルを作ります
その直径も高さも小さいポケットコイルを内包する形で、1.3mmほどの細くしなやかで良質な線材を使った
7,5インチほどの高さのちょうちん型のバネを作り、最後に袋に閉じ込めます
つまり「ポケット イン ポケットコイル」と言えばよいのでしょうか、を作るわけです
こうすれば、「しなやかとしっかり」を詰め物に頼ることなく、耐久性を心配することなく両立することが
可能です
う~ん僕って天才
このアイデアを有名メーカーに売り込んで、がっぽがっぽと夢の特許料生活をおくるか
はたまた余のため人のため、優良ノンブランドに作ってもらい、当店で販売するか
なんてことをニヤニヤしながら考えていました・・・・・・・・・・・・
・・・・・世の中には頭の良い人がいるものです、何年か前にヨーロッパのほうでしっかりと特許が取得されていました
・・・トホホ
そのうち日本でもどこかのメーカーが採用するんじゃないでしようか