以前、新婚さんがベッド購入される際、ダブルベッドや、それより少し大きいワイドダブルサイズを購入される方が多かった
これは当時、婚礼タンスという大きな家具を購入される方が多く、それにスペースを取られてしまうため
そうなっていたのだと思う、しかしタンスが絶滅に近いほどに売れなくなった現在
ツイン購入、シングルサイズ×2台というパターンが増えた
当然、ダブル×1台を購入されるより、シングル×2台の方が価格単価は上がる、フトンやシーツ、パットなども2セット要るし
しかし婚礼タンスを購入しない分の予算が回せるので、ダブルで二人寝るよりも快適性は格段に向上するのも手伝い
ツイン購入が明らかに増えている
ベッドメーカーによると、これを一歩進めて 「セミダブル×2台」 のツインでの購入を戦略的に勧めているという
シングルよりさらに単価は上がるし、加えて面白いことに運送屋に払う運賃も、シングルのそれと20㎝横幅が広いセミダブルと
同じ運賃なのです 販売する側にとってはその点も美味しい
じゃあ、メーカーの勧めるセミダブル×2台が本当に必要なのか と言うと微妙
私は現在、シングル2台をピッタリとくっつけて使用している、決して標準体格ではない私 (178㎝ 95㌔) が使用しても
全く問題なく、仮に私と同じ体格の人間が横に寝ても、問題なく使用できると思う 気しょい事を除けば(笑)
ただし 「くっつけて使用する」 という前提の話であり
仮に少し離して2台を使用するのであれば、セミダブル2台・・・少なくとも男性だけでもセミダブルにした方がよいのかも
これは布団のサイズ(横幅150㎝)に起因する、離してシングルを置いてしまうと、150幅あるシングル布団でも
下にずり落ちてしまう為、これは結構な頻度でそうなる
加えて将来子供ができた時に、女性と子供にセミダブルを明け渡し、男性はしばらくシングルで我慢
というケースも珍しくないから
まぁ一般論であり、スペースに余裕のあるご夫婦などは、ダブル2台をくっつけて使用する、と言う方も少なからずおられますが
しかしメーカーの口車に乗って、安易に大きすぎるベッドだけは購入しない方がよいかも
前回のブログではないけど、別れるときに2台の方が何かと良いのかもしれませんね