ある店舗、(家具屋とは限りません)
昔、原価の10倍~30倍で売れるある商品アイテムの事が、今でも忘れられません
今ではそのアイテムで10倍どころか、原価の2倍で売るのも難しい・・・ それでも家具屋にとってうらやましい限りですが
じゃあ頭を切り替えて、違うアイテムで 「夢よもう一度」
そこで考えたのが、一人のお客を落とす(成約) するために、大体5人の販売員チームを結成
最初の販売員からグイグイと強引に話を進め、頃合いを見計らってその上司の登場・・・そしてその上司、次の上司と
矢継ぎ早にお客さんを責め立て、ついに成約にまで結びつける
そう、そこまで彼らを駆り立てるものは、ズバリ 獲物のお客さんは可哀そう
当然その商品に、高額に見合う価値はありません
・・・・・今時、そんな手にて引っかかる消費者が・・・・・いるんですよ
その為に、「撒き餌」 をばらまいて、お客が簡単にその場から帰れない 「理由」 を造っておくんです
獲物であるお客さんは 「撒き餌」につられて、そこに足を踏み入れたが最後・・・・・
まるで甘い蜜の香りで吸い寄せて、パクッ 食虫植物みたいなものですね
その手に引っかからない、一番良い方法は 「撒き餌」だけ食べて近寄らない事
「(撒き餌) の調整に時間がかかりますので―」 なんて言われたら 「あっそう」 と
すぐにその場を離れ、近くでウィンドゥショッピングでも楽しんで、頃合いでその場に帰って
「撒き餌」を再び受け取り、そそくさと帰ったらいいんです
えっ 撒き餌だけ食べて心苦しい
心配ご無用、あなたが食べた、またこれからも食べ続けるかもしれない 「撒き餌代」 は
他の奇特なお客さんが、十二分に肩代わり支払ってくれていますよ
何のことかな~