羽毛布団売って下さい はぁ何枚ですか えっ大量に
こんなやり取りが取引先の寝具の問屋さんとの間で最近ありました
異常事態です
羽毛の値上がりが半端ではないとブログに書きました
しかし我々の予想よりも遥かに早く、国内の原毛の不足とそれに伴う値上がりが起きたようです
私は寝具仕入れ担当の木下君と話し合い、布団は食品のようなに腐るものでもあるまいし
来シーズン到来まで「塩漬け」するくらいのつもりで値上がり前の羽毛布団を大量に買い付けしストックしました
来シーズンの当店の販売を有利に展開するために・・・・・・・
でも我々の予想を遥かに上回る勢いで事態は進んでいるようです
綺麗事をいうつもりはありませんが、我々は仲間卸をせず
来年、「塩漬け」のリスクに見合うだけの恩恵を享受することもできたのですが
我々はいくら背伸びしても「大阪の小商人(こあきんど)」です
嬉しいじゃあないですか 痛快じゃあないですか
我々よりも遥かに上手の「糸もんのプロ」が、布団を分けて下さいと言ってくれるのですから
こんな快感、来シーズンまで待って布団を有利に販売するよりも何倍ものエクスタシーですね
このために、この時のためにこそ仕事しているのかもしれませんね
だからいつまで経っても「浪花の小商人」のままなのですが
この快感が味わえないのなら、負け惜しみも兼ねて大商人になんかなりたくないですよ~だ