弊社の固定電話には 「会話の録音機能」 がついていました (現在は取り外しています)
元々は新名神高速道路の開通に伴う立退き、その交渉を大阪府と道路公団を相手に行う際
「言った言わない」 を避けるために取り付けたものだったのですが
録音データの消去を行おうと、録音内容を聞き返していた時の事
図らずもメーカーとの通話内容の中で 「メーカー(○○木工) の社長氏のとんでもない発言を録音していました」
○○木工さん、ある家具屋の主催する店外催事で、自社メーカー品を定価販売、つまり一切値引きなしで販売したらしいのですが
ところがそのお客さんが購入後、価格に納得せず(当たり前) そのまま違う家具屋に行き
「おたくはこの商品、いくらになります」 と交渉したらしいのです
私の考えで言えば、これはお客さんの当然の権利・・・ 誰でも少しでも安く買いたいもんね
そして、その家具屋が他店の店外催事で購入したお客と知りつつ・・・・・
「ウチの場合は、定価から2割引きで」 とご案内して
結果、最初の店外催事で購入した分をキャンセルして、そこの家具屋で2割引きで買いなおし
この家具店の対応も、ごく当然の事、家具店間の売り上げの 「盗った盗られた」 は日常茶飯事
ウチも仮に同じ状況なら、同じことをしたと思います うちの場合2割引きなんてケチな割引じゃないけど(笑)
そもそもこの電話は、○○木工の社長から私あてに電話があったのですが
ところでなぜ上記のような他店間で起きたような話を、私(新井家具店) に電話で告げたのか
その答えは後で書くとして・・・ この後電話口で、○○木工の社長氏はとんでもないことを口にしたんです
「後から横取りした家具屋は、お客が他店で購入したことを知っていて2割引きで販売して、最初の家具屋分がキャンセルになった」
だから今後の取引を打ち切って、弊社の(○○木工)の商品は今後提供しない」
ハッキリ電話口でこんなことを言っちゃいました しかもバッチリ録音されているとも知らずに
言い方を変えれば 「ウチの商品は値引きしてはいけない」
「値引きして販売するような家具屋には、商品を提供しないで契約を切る」 こう社長氏はおおせなのです
これって公取が聞いたらどう思うんやろ
結局、○○木工の社長は私ども新井家具店に 「お前らも同じ目に合わせるぞ」 とご親切に忠告していただいた
ありがとうございます
じゃあ私から忠告、録音されたらまずいようなことは電話で言っちゃダメよ・・・特にウチのような家具屋にはね
当然、録音データは永久保存版とし保管しておきますね