「粗にして野だが、卑ならず」
粗暴で野蛮だが、卑しい人間ではない、という意味ですが、私も決して上品とは言えない人間でも
しかし男として、いや人間として 「卑しい」 とは言われたくは、決してありません
持論ですが、粗暴さは隠すことができます、普段は下品な言動をしている人間でも、改まった席や慎まなければならない状況では
それを隠すこともできます
しかし 「卑しい」 人間と言うのは、その人の立ち居振る舞いなどから、にじみ出てくくるもの
決して隠し通すことはできません
実は、私の知り合いにもその 「卑しい人間」 がいます
常識人を装っていても、接していると 「卑しい」 内面が分かる行動を何度も取り、正直イラっ
社会人としてのマナー、エチケット、言動、周りに不快をあたえない身だしなみ・・・・・・・
そして、もっともその卑しさが分かるのは 「ものの食し方」
それがすべてと言ってもいいと思います
その人間が、若年であれば 「そういうことは止めた方が良いよ・・・」 と注意もできますが
ある程度の年齢を重ねた人間であればそうもいかず
その事で周りの若年層からも、軽く見られ・・・ いやバカにされ、嘲笑の対象になっている
しかしその人間にも、若年だった時代が確実にあったわけで、その時に先輩、同輩・・・・・そして身近な家族が注意しなかったのか
妻帯者なら、「そんな事すると、子どもがマネをするから、やめて」 と注意しなかったのか
それが無いとすれば、奥さんも同類
本当の友人、先輩であれば、注意したであろう、仮にその時の同輩、先輩が自分であったなら、絶対に注意したであろう
そう思うと、本当にその人物の事を思ってくれる人間はいなかったか
それとも 「類は友を呼ぶ」 同じレベルの 「卑しい人間」だったか そう思うと憐れになる
私は考える、決してこういう人間は出世しない、会社に所属していても、重用されない
仮に私がその人間の上司だったら、恥ずかしくて外部の人間、例えば取引先との改まった席などには同席させない
こんな部下の躾もできないのか と笑いものになるのは、想像に難くないから
こういう人間に自分で気づかせる方法は、ないものだろうか