人気のダブルクッションベッド
ヘッドボード(頭側の板)を付けずに使用する方も多いのですが、「やっぱり欲しい」と言う方や
壁から離して使うので枕が落ちてしまう
などのお声があり 「いくらくらいするの」 とよく問い合わせいただきます
しかしこの「ヘッドボードパーツ」、意外と高額なんですよ
基本的に、ご使用のダブルクッションポトムには、同じメーカーのもの(シモンズならシモンズ、サータならサータ)
のヘッドボードパーツしか取りつけ固定することができません
というのもメーカー間でネジ穴のサイズや、位置が違うためです
だからなのかどうかは分かりませんが、ヘッドボードは高額で、ゆえにヘッドボード購入率が下がるわけです
しかし 我が新井家具ベッド館 「プロジェクト日本のベッドを安く対策本部室」で(何時そのような部署ができたのか定かでありません(笑)
研究の結果、サータのカタログに凄いものを発見してしまいました
サータホテルスタイル595 ヘッドボード シングル定価10500円
最初、ミスプリントかと思っちゃいました(笑) 国産の天然杢突板 F★★★★ の低ホルム
これが定価10500円 で販売できるわけがありません
恐らくメーカーさんは大赤字のはず・・・・・・
でも前述のように、サータのヘッドボードが売れるということは、サ―タのポトムも同時に売れるということ
(だって他のメーカーポトムにはつけられないから)
恐らくサータさんはこう思ったのでしょうか?
「ウチのポトム買ってもらったんだから、ヘッドボードはサービス価格にしてあげよう」
「それにヘッドボードだけが売れるってことはありえないことだから」
・・・も~ サータさん人が良すぎます・・・でもそれがサータさん(ドリームさん)の好きなところです
しかし、そんな盲点を 「プロジェクト日本のベッドを安く対策本部室」が見逃すわけはありません ※ そんな部署はありません(笑)・・・・・ボブ! 今度来た時に「対策室」って何処ですか?って突っ込むなよ!
当店が好評販売中の 「セブンベッド強化ボトム」 これのネジ穴のサイズと位置をサータ(ドリームベッド)のものと同じにしました
・・・・・う~ん何枚くらい販売したでしょう そりゃあサータだし国産だし安いし、売れない理由はありません(笑)
でも、さすがに毎日毎日ヘッドボードばかりの注文を大量にするわけですから、すぐにバレちゃいました
出荷のたびに製造コストをはるかに下回る価格で我々に卸していたわけですから、メーカーもたまったものではありません
でも、こちらとしてもメーカーのカタログに「定価10500円」とハッキリ書いてあるわけですから
悪いことをしているつもりはありません
ところが 敵もサルもの(笑)
なんと「ヘッドボードの定価は変更ないが、これまで無償提供していたポトムと固定する金具(下の写真)
を有償とします」
・・・・・さすがです ・・・・しかもその有償となった金具代、ヘッドボードより高額
いえ、かばうわけではありませんが、メーカーの気持ちも分からないではありません
でも、「ハイそうですか」と納得するわけには行きません
私は早速、大阪は東大阪へと車を飛ばしました
東大阪は鋳物、金物の町です
ここに行けば・・・・・・それが結構高いんです 確かに一度に1000個くらい作れば
思うような価格になるでしようが、さすがに1000個も一度に要りません
私は足を棒にして一件一件当たりました・・・・・そして・・・・
つづく