マットレスのゾーン分け

人類が二足歩行をはじめてからおよそ数十万年がたっているそうですが

実は身体の基本構造は四足歩行時から、それほど変化しておらず、二足歩行には若干の無理があり

二足歩行により、人は脳の容量が肥大し、高度な知能を手に入れた代償に、肩こり、腰痛に

悩まされることになりました (・・・とNHKでやっていました(笑))

背骨を横から見るとアルファベッドの「S」の形をしています

睡眠時に身体に最も負担の少ない姿勢、「気をつけ」をした姿勢を保つためには

S字のくぼんだ部分、加えて身体の重心部でもあり一番重たい部分を「若干持ち上げ気味」にすることで

得られやすくなります。

そのため、サータはもとより多くのメーカーは、S字のくぼみ部分をサポートするために

マットレスをその部分々々(ゾーン)に分けて、バネの配列や線径の太さ、詰め物などを変えて、S字部(腰部)を

補強しています   ↓ ゾーン分けの一例です

coil_barrel.gif

マットのゾーン分けを採用しているメーカー

サータ (全米高級ホテルシェア―№1)

ドリームベッド (サータ日本代理店メーカー)

アンネルベッド (高級ピアノ線を用る、隠れた良品メーカー)

日本ベッド(宮内庁御用達、エッジ部のみゾーン分け)

シーリーベッド(全米№1メーカー、バネでなく詰め物(肩回り部、足回り部低反発、腰部高反発による)

東京スプリング

ブリジストン (バランスマットレス)

センベラ (ラテックスフォームによるゾーン分け)

アスリープ(トヨタベッド)

その他

これら多くの有名メーカーが、マットレスのゾーン分けを採用しているということは

人間工学に基づいて優れた構造であるとみて間違いありません

対して現在のところゾーン分けを採用していないメーカー

シモンズベッド

セブンベッド

他にもおそらく採用していないメーカーが2社ほどありますが、不確定情報につき明言は避けます

付け加えればゾーン分けを採用していないからと言って、採用メーカーに比べ、著しく性能が劣る

というわけでは決してありません

不採用メーカーにも、私が知りえぬ彼らなりの理論、開発理念があるのでしょう・・・

あっ今思い出しました、不採用メーカーだったメーカーがまだありました

アイビーベッド、クラウンベッド、セイコーベッド、リーベッドなどです、みな懐かしい名前です

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