悪魔の仕入れ 其の二

何処のベッドメーカーにもある、同レベルで同価格帯のマットレス

つまりA社もB社もC社 もシングルで販売価格 〇〇円、同等性能

こんなマットの場合、こちらのさじ加減で A社B社C社 何処のマットを売っても良いわけです

そこで 例えばA社のマットを徹底的に売りまくります

最初は多少の損をしても、とにかく安く売りまくります

同等性能でB、C社よりも安いわけですから、売れますよね

猛烈に売りまくったそのあとで、ピッシャー と売るのをやめてB社に切り替えます

すると、A社の営業は「どうして今まであんなに売れていたのに、ピタッと止まってしまったの」

と必ず聞いてきます

そこですかさず、「ごめ~んB社が、いい条件を提示してくれたからぁ~」

嘘はいけません、「御社(A社)よりも安い原価で提示した」と言ってはウソになりますから

あくまでも「御社(A社)よりも いい条件でB社さんが納入してくれるようになったので・・・・」といいます

「いい条件」・・・それは納期が早くなったことか、梱包が良くなったのか・・・それも良い条件のうちです

私は一度も 良い条件 = 安い値段で  とは言っていません・・・・・

言ってはいませんが、A社の営業さんが次に言う言葉は・・・・・

「いったいB社はいくらで持ってくるんですか」

「ウチも価格を下げますから、ウチから買って下さいょお~」

A社もある程度の見込みで、「新井家具さんは、あのマットを今月は〇〇枚は売ってくれるはず」と

皮算用しているはずですから、それが無くなったことの不安と、他社へのジェラシーと疑心暗鬼

・・・・・・・ごめんね、メーカーさん・・・・これも世のため人のため

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