50年間 耐久素材?

アスリープがベッド部門閉鎖!!! と言う情報はすでに業界やお客さまの中にも

「えっ 購入しようと思っていたのに・・・閉鎖するのですか・・・止めます

と言うお声もあり、中には連休中に弊社で買っていただいた方が、キャンセルされ違うマットレスに変更されたケースもありました

「最近、他店で購入したばかりです」  とおっしゃるお客様、残念がっておられましたが

「でも50年もヘタらないマットレスですものね、大事に長く使います」

こうおっしゃるので、「残念ながら50年使う事は、かなり難しい」

いや50年どころか・・・・・・  と申し上げると

「なぜですか? テレビCМでは50年使えると言っている!!」

これは多くのお客様、いやお客さんは仕方ないにしても、家具業界のアホな人間ですらも 「50年間持つ」 と思い込んでいる

という情けない事

額面通り、ファインレポの素材自体は 「50年耐久素材」 なのかもしれません

しかし 「耐久」 とは 「100%の性能を50年間変わらない」、と言う意味と果たして同義語なのでしょうか

「復元力」 「反発力」 「粘力」 すべてが 「50年間、新品時と変わらない」 のでしょうか

まぁ元々興味もないので、メーカーに聞いたことはないですし、今更閉鎖の方向にあるメーカー・・・・・もうどうでも良いです

まぁ天下のアスリープがそう言うのだから、「100%の性能を50年間変わらず、50年耐久する」 として

その他のパーツはどうでしょう   内部のウレタンや詰め物、側面にふんだん使われているウレタン

あとは表面生地や縫製です

ウレタンなどの詰め物や表面生地には、「マットレス全体に対しての保障」 という事で普通のメーカーは 「2年」 という

保障を付けているところがほとんどです・・・・・・なぜなら詰め物、表面生地、縫製は50年はおろか

5年~10年くらいで経年劣化し、100%の性能は発揮できない、とメーカーは知っているからです

ですから昔っから 「20年保障のマットレス」 とかありましたよね・・・ファニーベッドとかその他

それらもその保障とは、スプリングのことであって、詰め物の保障は謳っていなかった

でも当時も  「20年保障」 = 「20年ヘタらず使えるマットレス」 と誤解しているお客様が多かったですね

お客様は知らない・・・・・・ヘタリの原因の99%がスプリングではなく、詰め物によって引き起こされる事を

仮に残り1%、本当にスプリングが原因でヘタったとしましょう・・・  じゃあ内部にあって見ることが出来ないスプリング

それをどうやって、「スフリングが原因でヘタった」 と特定して、保障の対象か非対象かを判断するというのでしょうか

保障対象にするも、しないもメーカーの胸先三寸じゃないでしょうか(笑) 意味わかりますぅ

もう一つ付け加えておきますと、超長期保障を謳っていた数件のメーカー・・・・・・・

保障期間の満期前に 廃業、閉鎖しています(笑)

それはそうとして、アスリープ閉鎖のニュースを聞きつけて、他のノンコイルメーカーの動きが活発化

「新井ベッド館には、アスリープの後、ぜひ弊社を」 というアプローチが始まっています

東京関東のお客様へ

新井家具東京汐留ショールームへ、ぜひお越しください!