ベッド館の創成期に大貢献してくれたアイビーベッド
「ベッド専門館」のオープンにあたり、展示方法や販売方法など
今現在もベッド館のスタイルの基本となっています
その時に、自社にとってはライバルメーカーであるにもかかわらず
この先、新井ベッド館にとって今後必要となるメーカーとして、〇ーリーベッドの展示導入をアイビーベッドから勧められました
そして私は早速〇ーリーベッドへ電話をかけました
「新井家具ベッド館と申しますが、この度ベッド専門館の立ち上げにあたり、是非御社のベッドを新規で・・・」
・・・私は今でも低姿勢な腰の低い人間ですが(笑) その時もかなり低姿勢で問い合わせた覚えがあります
ところが電話口で対応してくれた当時の〇ー〇ーベッドの担当氏さんは・・・
「枚方家具団地内には、20数店舗中 四店舗の大口お取引先様があるので、これ以上取引先を増やすつもりはありません」
私の感じた印象では、かなりきつい口調で「つっけんどんな感じ」でした
当時、まだ20代の私はその対応に頭に血が上り、「分かりました結構です」と言ってガチャりと電話を切ってしまうのですが
どうも聞いた話では、その中のお店が「新井家具とは取引するな」とシ〇リーに言ってたみたいですね
いわゆる「政治力」っていうやつでしょうか
でもメーカーの立場からすると、これは仕方が無いことです
弱肉強食ですから、その時それらのお店よりも弱かった(〇ーリーにとって魅力のなかった)当店が悪いんです
よしじゃあいつか シ〇リ〇ベッドが 「あの時、新井家具と取引しておけばよかったぁ〜」
と、思われるお店にベッド館を育てようと拳を握り締めたことを覚えています
そして時は流れ、その時シーリーさんが義理立てておられた「四店舗」にも「色々・・・と」ありまして・・・
更地になると結構広かったのね
風の噂でシー〇ーサイドが、「当店と取引したい」と話していると聞きました
小躍りしたい気持ちを抑えつつ、来店は今か今かと心待ちにしていました
・・・と言うのも、前述のように「絶対にシー〇ーベッドを見返してやる」と、
反骨心をエネルギーに変えてきた我々としては、新規取引の商談にやってきた際は
とりあえず真顔で 「あれ? 入口から〇〇家具さん、〇〇工〇さん、〇〇木〇さん、〇ー〇ッ〇さん
この四軒に売ってもらうから、ウチにはくる必要が無いんじゃあなかったの」 と話してから
改めて笑顔で握手して、「よろしくお願いします」と頭を下げ新規お取引をさせていただこうと考えていました
関係ない人からはどうでもよいことかもしれませんが、我々にとっては大切な
「通過儀礼」ともいえるものでした
そしてできれば当店の担当者は16年前に電話口で「これ以上取引先は要りません・・・」とおっしゃった
営業氏にぜひともなってもらおう・・・・・・と。
ところが、担当者としてやった来たのは、先の大恩のあるアイビーベッド時代から
当店の担当者であった業界大ベテランの「M氏」 じゃああ~りませんか
M氏はアイビーベッドが残念なことになった後、某メーカーを経てシー〇ーにヘッドハンティングされて
いたのです、しかもその段階で社歴わずか数週間のM氏・・・
そんなM氏に16年に及ぶ新井家具の思いをぶちまけても仕方ありません
ズルイよぉ~ シー〇ーベッドさん
・・・小雪の舞う、本日10日は支払日
過去において最高のメーカー別売り上げをマークした今月のシー〇ーベッドの納品伝票の束をみながら
そんなことを思い出していました・・・
おしまい