大手家具店のベッド売り場では、日々過酷なメーカー間の競争が繰り広げられています
特に売り上げの少ない時期は、メーカーの営業マンもそうですが、通称マネキンさん
メーカーから依頼を受けた販売専門の応援販売員にとってもです
彼らの多くは 「一台売ってなんぼ」 の歩合制
とにかく下見のお客様より、その時に買ってくれそうなお客様の臭いを敏感にかぎ分けて接客しなければなりません
だってその時にいくら熱心に説明して商品が気に入られても、次回に違う販売員が販売すれば、それはそのマネキンの実入りにならない
ある家具店のマネキンのスタイルが面白いらしいです
お客さんが来店しても、下見客か購入意思が強いお客さんかがすぐに判断できないわけです
かといってお客さんと距離を詰めてしまうと、買う可能性の低いお客だった という事になりかねません
逆に距離を開けすぎると、違うマネキンに取られる可能性がある
そこで、売り場に等間隔で立ってある柱の陰から、じ~っとお客さんを観察し、お客さんを値踏みしてから対応するしないを
判断しているようです 気持ち悪いですね
その家具店の他のマネキンの間では、その男性のマネキンのことを 「明子」 と呼んでいるらしいです(笑)
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明子