ポケットコイルが発明されて100年ほどになります
開発者(メーカー)からポケットコイルの特許を買い取る形で、シモンズベッドが採用、拡販し現在
多くの(ほとんどの)ベッドメーカーがポケットコイルの優位性を認め、採用しています
現在のシモンズベッド自体の品質、性能については横においておいて
市場、特に国内市場にポケットコイルの存在を知らしめたのは、アイビーべッド・・・じゃなかった
シモンズの功績です
・・・と、シモンズの話はこれくらいにして
ポケットって、最初はただ「ポケットコイルです」って言うだけでセールストークとして成り立っていたんですよ
え~と20数年くらい前の話ですが、販売する側の商品知識もテクニックも稚拙で
今では信じられないことですが、各メーカーも「カットサンプル」さえ用意していないメーカーが多く
シモンズなどが用意したポケットコイルのカットサンプルをお客さんに見せて
「これと同じです」・・・・・こんな説明でも、結構お客さんは納得されていたようでしたムチャクチャですよね
自社の用意したサンプルを使って他社のマットを説明されることに対して
あるメーカーは怒っていましたが、今から考えるとサンプルの中身よりも
サンプルさえ用意していないメーカーのマットの方が、内容的に良いものであったことを
その当時は知るよしもない我々でした(笑)
つづく