ベッドメーカーの何社かは、マットレスの耐久性を下げようとしているのかも
今回のマットレスの内容表示の簡略化により、具体的にマットレスの中身に関しての表示ができなくなった
良いマットレスも、名前だけのクズマットレスも内容表示には、「コイルスフリング」 と 「ウレタンフォーム」 という簡単な表示
しか許されない、こんなことしては消費者の価値判断は、ブランド名だけになってしまう
ベッドメーカーを取り巻く環境は厳しく、鉄鋼、ウレタン等部材の値上り、運賃の高騰
利益を生むには部材のランクを下げる・・・コストカットしかない、加えて耐久年数が下がれば回転率も上がる
そのためには、ばね材、バネ数、ばね形状、配列、ウレタンの質など詳しく表記された内容表示は邪魔でしかない
馬鹿正直に良質で高コストの部材ばかり使用していては、利益が取れない・・・・値上げにも限界がある
コロッケ屋の理論、80円のコロッケ100円に値上げできないから、コロッケ小さくして価格据え置き・・・ みたいな
これまでの内容表示はこんな感じ
弊社は20年くらい前から、この表示に書かれた、ばね材のランクや形状、ウレタンの質、そしてここには書かれていないが
バネの焼き入れの方法などにこだわって販売していた
そのことを当時はスプリングマットも販売していたアスリープのショールームで話すと
「えっ そんなことまでお客さんに説明してるんですか」 と驚いていました
でも今では、そのへんのサイトで売ってる中国製のマットでも、「バネ線材はSWRH・・・・・・・」 なんて書いてます
変われば変わるもんですね・・・・・やっと時代が弊社に追いついた って言うと生意気ですが(笑)
話を元に戻すと、これからはマットレスの中身に関して、手を抜き放題 でもバレにくい
という事は、中身を落としまくって暴利をむさぼるメーカーと (もうやってるけど)、愚直に良いものを安く提供しようとする
メーカーとが二極化するのではないでしょうか
もちろん弊社は後者のメーカーを応援したいです・・・・・お客さんも当然そうですよね
前者は 消費者の敵
まぁ私の予想ですから、そうならないことを祈っています