過ぎたるは・・・

新名神高速道路の計画に伴い、取り壊し建て替えを予定している弊社本館

先日業者を呼んで、新店舗デザインのアウトラインのミーティングをしました

お知り合いがお客として本館に来店した際、こんなことを言われました

「中はおしゃれな家具で一杯なのに、外観は 「ザ 昭和の店」  、自分が一見客ならここには入らないと思う」

そうなんです、本館を建築したのは昭和50年、今から40年以上前

それ以来、まったく外観工事はしていません

それもこれも20年来この立ち退き問題がグズグズと決まらず、工事して即立ち退き…なんてことになったら目も当てられない

そう考え今に至ったからです

晴れて建て替えが決まったからには、 「どうせならカッチョええ店舗にしよう」

イメージは言葉でいうのは難しいですが、空軍の格納庫のような感じ

あとはどこぞの美容院とか、関家具さんの本社なんかも参考になります、内装も含めてね

ただ、カッコよくしたから売れる店なのか   というとそうとは言い切れないんですって

言われました

「特に御社のように、ブランド家具を安く販売する家具店は、造り込みすぎてはダメ」

各地にあるショップ系の家具店は基本 定価販売です

かなり外装、内装作りこんでおしゃれです、言い方を変えれば 「隙が無い」  

ただ定価販売で購入される方は、そういう隙のない完全さをこそ好まれる傾向・・・だからそれでいいんです

半面弊社の場合は、同じものが30%安く販売しているわけですから、「カッコよさのなかにも隙が必要」

そういうものらしいんです

「隙とは何ぞや」   表現が難しいですが、「表示が安くなってるけど、まだ交渉の余地あり」

とお客さんに思ってもらえるかという感じですかね

あまりかっこよすぎると、お客さんが構えてしまってダメ、しかも入りにくい・・・

「そこそこカッコイイ店舗と内装、そして高級ブランド家具が安い・・・ちょっとだけ昭和のテイストも残しつつ・・・」

むずかしいですが、面白いです 新店舗の構想に誰よりもワクワクしている私です

東京関東のお客様へ

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