ウレタンの質を上げる動きが・・・

私と本館店長は福岡入り  大川市で行われる新作家具の展示会に行ってまいります

私自身久しぶりの大川ですので、色々な情報や商品をたくさん仕入れてきたいと考えていますが

私はベッドが中心の仕入れとなるのですが、今後ベッド業界の予想される流れとしては

ウレタンや詰め物の質を高めていくメーカーが増えていくと予想されます

マットレスのシェアの大部分はスプリングマットレス、そのなかでもポケットコイルはほとんどすべてのメーカーの

Aランクのマットレスに採用されており、各メーカー凌ぎを削っていますが

これまでに 「バネの高さ」 「バネの数」 「バネの線材」 「バネの線径」 「配列の仕方」 「「加工方法」 「巻き数」 「形状」

さまざま・・・・・もはや出尽くした感があります

そこで各メーカーが目をつけ始めたのは 「ウレタンの質」   これで差別化を図るようです

例えばこれまでは、東京スプリングのアワーグラス ア―ルグレイ これに使用されているウレタンの比重が

「38」と「50」 という今まででは考えられない高単価、高品質ウレタン

ここまで高品質ウレタンを使用しているのはア―ルグレイだけだったのですが、昨年末アンネルベッドが弊社に提案してきたのは

スタープラチナのシリーズにやはり 「比重50」 のウレタンを採用するというもの、すでに スタープラチナ ネオシリーズとして

かなりの人気を博しています

今後こうした動きは他のメーカーにも波及すると思われます

そして中国製のマットレスも、高品質 (と言うことになっている) ウレタンを取り入れると思われます

中国製のウレタンは質が悪いものが多く、そしてロットを重ねるごとにどんどん劣化していくものも多いです

以前某メーカーの中国製マットレスを 販売当初 → 1年数カ月後  とカットして比べてみたところ

確かに当初は可もなく不可も無い、普通普通に安価なウレタンのつかっていましたが

1年後のものを裁断すると一目瞭然、もはやウレタンの色も違う もちろん弾力も全く違います

組成を分析するまでも無く劣化は明らかでした

そもそも品質基準に対して、例えば+-5%までは誤差の許容範囲 と定めたとすると

日本では誤差+2くらいを目指して造り、結果ゼロ~+2となることが多いのに対し

中国の場合は 「あぁ-5%までいいんだぁ」 と考え、-5%を目標とするそうです  

そして都合の良いように考え、何時の間にやら-5%が基準となり、そこから誤差許容範囲+-5%・・・ それでは10%ダウンですよね

全てのメーカーではないかもしれないですが、複数の関係者からそういう話しを聞いたので事実でしょう

ですから今後、中国製あるいはよくこのブログに登場する 「なんちゃって日本製」 のメーカーが

「ウレタンの質がよくなりました」 とか言い出したら、ご注意ください

もちろんすべてのメーカーではありませんが、我々はすでにそれがどこの業者であるか特定済みです

お教えいたしますよ

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