短気は損気

自店の売り上げが深刻なまでに悪いと、経営者の機嫌が悪くなります

すると現場の店長やチーフなどの中間管理職につらく当たりだします

ストレスのベクトルは常に弱い方弱い方へと向かいますから、末端のスタッフ

果てはメーカーの営業マンなど及ぶこともあるようです

よく営業マンからそうした話しを耳にします

若い営業マンはまともにそれを受けて、ストレスを感じているようですが

ベテランともなると 「あの家具屋のバイヤーは自分の機嫌で怒ったりする、頭の程度がよろしくない」

でも逆に下手に出て機嫌を取っていれば、コントロールし易い馬鹿  とか(笑)

商売上の取引と言うのは、プロ同士がキツネとタヌキの化かし合い、真剣勝負の駆け引きを演じているわけですから

感情的になっては損ですね

キレるにしても自社の力量(販売力、取引額) とメーカーの力量をよく見極めてからにした方がいいですね

自信過剰な経営者やバイヤーはそれこそメーカーに対して 「たくさん仕入れてやっている」 と考えるようで

チンケな個人商店が 「ウチは天下の〇〇〇〇だ」 と営業に高圧的に出たり   

前職が問屋の営業だった現在の弊社バイヤー、ファンネル十河氏も、大阪の某家具店でバイヤーとの価格ま交渉で

「ウチは天下の〇〇○〇や! 安くしろ!」 と言われて、「ウチは天下の〇桂や! 誰がお前んとこになんか安くするかぁ

と言って帰ってきたそうです   家具はそうでも営業マンは友達ではなかったようです(笑)

そこにしても、〇桂の方が10倍ほど大きいわけで・・・・・・よくそこまで、しかも一介のバイヤーごときが高圧的に出れるものです

小売店側が思っているほど、メーカー側はその小売店を評価していない、後で酒席でそれら営業マンから彼らを馬鹿にした言動を聞きます

そんなとき私は 「ほーか ほーか、大変やね  まぁ飲め飲め」 と言って自分だけ良い子ちゃん

まるで営業マンを小間使いか奴隷のように考えているのか、商品の展示入れ替えや作業に手伝いを強要したり

そして来ないと 「謝りに上司をよこせ」    冒頭にも書きましたけど、中間管理職ストレス溜まってるんですね

メーカー言ってましたよ 「その割に商品売ってくれない

ウチはそこの何倍も(5倍くらい?) そこから仕入れていますが、展示入れ替え 店内作業

そんなものメーカーに頼んだ事はありませんね

大体人間が動けば、お金がかかるわけで、使う側は 「タダでメーカー営業をこき使ってやった」 と思ってるかもしれませんが

その経費分は絶対に商品原価に含まれていますから

ここまで読んで 「以前お前んとこに呼び出しくらって、ぶち切れされたことある」  と思ってるメーカー営業もいると思います

たしかにその通り、しかし我々は 「計算してぶち切れる(ふりをする)」

以前、アホな家具屋とそこの担当のアホな営業マンが起こした不始末、これに対して狂気のごとくぶち切れ (て見せました

普通、ヤ〇ザやさんの恫喝や、警察の尋問などでもそうですが、下っ端がプチキレて見せ、そのあと頃合いをみはからって

「まあまあ、その辺で・・・」 と親びんが登場し、ペースを握りますが、弊社の場合、私が率先してぶち切れます

私が相手に殴りかからんばかりにキレている様をみて、ベテランスタッフの木下君やパンチョ小浜氏まで

「止めに入ろうかと思った」 と後でもらしていましたが、そう敵を欺くには味方から(笑)

前もって打ち合わせしておいた彼らでさえ 「社長マジでキレてる」 と思わせるくらいの狂気を演出しないとね

まぁそのかいあってか、そのメーカーの掛け率が・・・・・社員一人分の年収分くらい下がりました

まさに、ハサミとアホな家具屋は使いよう、というところでしょうか

まぁアホな家具屋が 「タダほど高いもんは無い」 ということを考えず、メーカーを顎で使い、その分高く仕入れることで

メーカーが利益を得、その分ウチに対しての値引き代ができる・・・

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