弊社のセールのネーミング
「メッチャ割セール」 とか、その前は 「あほほど買うてきたセール」 とか、コテコテの大阪弁丸出し
これは、変に格好をつけずに、大阪商人の 「ええもんを安う売ったら、ぎょ~さん買うてくれはる」
という考えをそのまんまタイトルにしたもので、自分では結構気に入っています
この前、大阪のご出身で、関東に引っ越されたお客様と店頭でお話ししていて、面白いお話しを聞きました
久しぶりに大阪に帰ってこられ、大型ショッピングモールで買い物をされたらしいのですが
ショッピングモール内の、洋服屋さんやお洒落なショップの店員さんが
「只今の時間 全品30%びきぃ~」 と店頭で叫んでいたり
店頭の品が、「半額」 とか 「何割引き」 とかデカデカとプライスカードに書いてある
関西のモールなどでは、しょっちゅう見るこの光景が、関東では皆無らしく
プライスカードなどにも、デカデカと値引き率が書かれたりしていないとか・・・・・・・あくまで上品
「安くなっているから買いに来たのではなく、たまたま商品が安くなっていただけ・・・・・・」
・・・と言う感じが好まれるのでしょうか
よく言うのが
知り合いが、何か新しいものを買ったのを見かけると、関東の人は 「どこで買ったの」 と尋ねるけれど
大阪の人は 「なんぼしたん (いくらで買ったの?) 聞くそうです はい私もそう聞きます(笑)
関西でも、神戸の方とか行くと、ちょっとだけ違うようですが
25年くらい前、私が修行時代、別の家具店で働いていた時、そこで婚礼タンスを買っていただいたお客様が
配送時に、〇○家具の社名の入ったトラックでは来ないでください」 って言われました
何のことかと思っていたら、「ご近所にはデパートで買った事にしているから」
兵庫県では有名な高級住宅地
何のことは無い、デパートより〇○家具の方が、かなり安かったわけです
でも、ご近所には 「高いけどデパートで買った」 事にしたかったんですね
そのころの私は歩合制の給料体系、高額のお客様でしたから、「〇○家具の看板のどこが不服なんじゃ~」
なんてゆうプライドはみじんもありません
ぇっ・・・・・これが今、新井家具で同じことを言われたら、どうする
・・・う~ん・・・・・・やっぱり同じでしょうね、 「名より実をとれ」 です
それに、そんなチンケな事で無くなるようなプライドなんて、ない方がましですからね
話しを元に戻すと、関東と関西のこうした違いを聞くと、弊社のコテコテの大阪商法が、はたして東京で受け入れられるのか
何時も思います
ネットでは関東圏のお客様が、ダントツに多いんですが、また違いますからね
もし仮に弊社が東京出店したら・・・・・・スマートに、上品に・・・・・なんてことはできません
あくまで泥臭く、コテコテ大阪流商法がどこまで通じるか、試してみたいですね
何時出店するの 予定は未定です(笑)