バネ数の多いベッド 比較 その①

バネ数が多いベッドマットレスと言えば

弊社の扱いのなかでは

ドリームベッド マイクロドリームのシリーズ の4種類    ご紹介ページは こちら

アンネルベッド スタープラチナのシリーズ の4種類 ご紹介ページは こちら

日本ベッドのシルキーポケット のシリーズ の4種類  ご紹介ページは こちら

この3シリーズが代表格です

最初に大前提として断っておきたいのが

バネ数が多い事が、即高性能である、とはいえない!!

正確に言うと  バネ数が多いマットレス >  バネ数が少ないマットレス  とは断言できない

マットレスの性能を決める要素は、バネ素材、バネの加工方法、バネ形状、バネの巻き数、バネ配列、バネ数

これに加えて、使用しているウレタンなど詰め物の素材、縫製方法、そしてそれらとバネとのバランス です

詰め物が少なすぎても、多すぎてもよくありません、このように書くと 「詰め物の多いマットレスはダメなの

というご心配の質問をいただきますが、例え見た目に詰め物の量が多くとも、問題ないものもあります

簡単に言うと、「意味のある詰め物」 と 「意味のない詰め物」 があるということです

ただいたずらに安価で意味のない詰め物を多用しても、マットレスの外観は分厚く豪華に見えますし

数分間チョッと寝てみたくらいだと、「フワフワして気持ちがいい」  と感じる方もおられます

しかしこれら(意味のないものの多用) は通気性の低下による、深刻な衛生面の問題、ヘタリの原因

身体への負担(肩こり、腰痛、頭痛など) の原因となる場合もあります

お客様の無知を利用して、そうしたマットレスを異常な高額で販売しているところがありますが、それは今回のテーマから外れるので

またの機会にでも・・・・・

バネ数に関してもそうですが、一般のお客様には理解しにくいマットレスの性能ですから

単純に 「バネ数が多い」 と言うことは、スッと頭に入りやすく、このことが バネ数が多いこと = 高性能 との誤解を生んでいます

しかも商品知識の乏しい販売員にとっても  「バネ数が多いんですよぉ~」 って説明するのは でもできますから・・・

ただ、バネ数を増やす、という行為はコスト高を生むのは間違いありません

バネは鋼線をマシンでキリキリとらせん状に巻いて製造されます

1200個のバネを作るのに要する時間と、600個のバネのそれとでは、まあ単純に2倍とは言いませんが

それに近い製造時間と材料費がかかります

と言うことは生産効率が悪い、ということになり、いきおいコストは高くなります

バネ数が多いベッドマットレスが比較的高額なのはそのためですね

またこれを逆手に取り、製造コストの安い中国などでバネやその他主要パーツを製造し、日本国内で合体縫製

「日本製」 「メイドイン ジャパン」 として安価販売しているメーカー、業者があります

ある下請け工場の社長に伺うと、あやしいメーカーは多数ある、あの価格で販売できるのは

中国で製造、国内組み立てを行っているか、あるいは商売としての採算を度外視して、世のため人のため

慈善事業的な崇高な心の業者であるか、のどちらかですね

・・・・・・・と笑っておられました、・・・・・・ということは〇〇〇〇なども、慈愛に満ちたメーカーだったと言うことですね

さて次回は、最初に上に挙げた ドリームヘッド、アンネルベッド、日本ベッドのマットについて、具体的に検証してみます

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