日々モデルチェンジや廃番品、新商品などが発売され
我々も覚えるのが精いっぱい、アイテム数が多いメーカーさんなどの場合
自社商品でありながら、営業が認識していない品物もあったりして、時々それが面白い現象を引き起こします
弊社に数カ月にわたり展示販売してきたある商品
弊社が普通にプライスカードをつけて販売したところ、お客様が 「安い安い なんでこんなに安いの」
と口ぐちにおっしゃり、飛ぶように売れた品がありました
我々としては、仕入れ原価から普通に計算して販売しただけ
まぁ他店に比べれば原価は安いので、他店より安くは販売できますが、なぜそんなにお客様が驚かれるのか不思議に思っていました
数カ月が経過し、突然メーカーから連絡が
「すいません 新井ベッド館さん、もうあの商品は提供出荷出来ません」
なんとその品は、某家具店さんが販売している 「家具店とメーカーとの共同開発」 のオリジナル品
だったのです
本来この手の商品は、その販売している家具店さんのみが取り扱うことができ、厳重に管理され
仮に他店が発注しても、ブロックがかかり仕入れることが出来ない商品です
しかし、所詮は人間がすること、どこをどうブロックをすり抜けたのか、よりによって弊社にふつうに、しかも数カ月間にわたって入荷
その間も、取り扱いの家具店はヨソに並んでいないこともあり 「自信たっぷりの値段」 で販売していたわけで
それを弊社が30%近くも安い値段で売っていた・・・・・ お客様が 「安い」 と驚かれるわけです
でもね、ウチとしては普通の価格で販売していただけなんですけどねぇ~
まぁ今回の事は春の珍事と言うことで(笑)