ほんの数年前まで、新井家具 本館もベッド館も今とは違う販売方法を行っていました
それは 「原価からはじく商売」 です
社員それぞれが商品の原価を把握していて、対面販売でお客さんと駆け引き、交渉しながら販売するスタイルでした
しかし、もうそんな悠長なことはしていられません、時間的ロスが多い
そこで、このメーカーは「定価より37%引き」 このメーカーは「35%引き」
この品は一番安い他店さんが88000円 で販売してるから、76800円で!
ほぼ全ての品を売価設定して販売するようになりました
つまり基本的には誰が価格提示しても同じ値段になるようにしました
これがよくなかったのでしょうか
弊社の20代スタッフほぼ全員と、30代の一部が計算が、しかも小学校4年? 程度の計算ができません
先日こんなことがありました
ダブルベッドの定価が解っていて(168000円) その原価が75600円 だと解っている
そしてシングル定価が128000円 と解っている (もちろん同じメーカーのサイズ違いですから、同じ原価率というのも知っています)
それでシングルの原価が解らない と騒いでいるんです
これはゆゆしき問題です
私はわかりやすくするため
定価10万円 のダブルサイズが原価4万円 、 その同じマットのシングルの定価が8万円なら
シングルの原価は
こんなもん暗算でも10秒かかりません
でも電卓たたいても解らないんです、おまえら、あほか!
一人が私に言いました
「僕ら数学苦手なんです」
どあほ! こんなもん数学ちゅうわ! 算数でもない 「さんすう」じゃ!
このやり取りを聞いていた、新井家具随一、いや唯一の秀才 神戸大卒、ト―イック920点の
ガリレオ岡さんが、「前の会社(他の家具屋に勤めていた) でもそうでしたよ、それで僕が教えましたから」
・・・・・・はぁ・・・・そうなんですか
さすがはガリレオ岡さん、解りやすく でも解るように彼らに教えて、どうにか理解したみたいですが・・・・・
ゆとり世代全員がこうだとは思いませんが、恐るべしです