知り合いに結構大手の経営コンサルタンティング会社に勤めているのがいます
私は前々から 「金払ってまで人に商売教えてもらう気はない」 と考えており
彼の 「格安で企業診断や、コンサルティングをしてやる」 という申し出にも
「自分で商売考えるほうが面白いので、タダでも要らん」 と言い続けてきました
今回、遠縁にもあたる彼と、たまたま食事する機会があり、話題は仕事の話へ
彼は弊社のホームページや私のブログもよく読んでくれていて
私が 「ウチの売り上げに対する宣伝広告費の比率は0.1%未満」 だと話したところ
彼曰く 「それは間違いで、ある程度は宣伝経費をかけるべき」 であると・・・・・
私も頑固なので 「それでも順調に売り上げは伸びているし、広告費をかけない分だけお客さんに価格還元ができる
それが現在の結果を生んでいる」 と反論
酒の勢いも手伝って、大手の経営コンサルタント相手に一歩も引きません
じゃあ会社の状況を教えろと彼がいうので、私も記憶している限りの数字やデ―タを彼に話しました
その段階で、なんとなく彼のペースに載せられてる感もありましたが(笑)
結局、彼がいうには、この(会社の) 内容であれば、少々の宣伝経費をかけた方が良い、いやかけるべきだ
しかし最後に彼が私にいった一言、その一言が頑固な私の考えを変えさせたんです
このあたりはさすが一流の コンサルタントです
その一言とは
「新井家具の存在を世に知らしめないのは、罪である」
彼がいうには
増税後、消費の冷え込む家具市場でこれだけ業績を伸ばしている、そのこと自体が消費者に絶大な支持を受けている証拠
特にベッドや寝具は「より安く提供する」 だけではなく、本物を消費者は求めている
それが証拠に数万円かかる交通費をものともせず、飛行機、新幹線で遠方から来店客も絶えない
こんな素晴らしい家具店を世の中に知らしめないのは、罪であり、経営者として怠慢極まりない
例え数%でも宣伝広告費をかけるべきだし、聞いた内容なら販売価格に影響を与えずに実行できるはず
あくまでも彼がいうのにはですよ (こんなこと思っていても自分では書けません、恥ずかしくて(笑))
さっきも書きましたが、さすが一流コンサルです
この一言で、今回は彼の口車に乗ってもいいかなって思っちゃいました それでも口車・・・って素直じゃない私(笑)
まぁ確かに、今月一月の前年対比は何とかクリアしましたけれど(大幅アップの見込み)
ブログに「成せば成る」 なんて書いちゃったけれど、増税直前の2月3月の前年売り上げは半端なく
今季それを超えるのに、具体的な戦略も準備も立てていないのが正直なところ
思えば昨年2、3月の殺人的な忙しさ・・・・・・もう一年たったのですね
今年、宣伝広告をパ~ と掛けて、昨年のように ダ~と売れる
去年みたく、毎晩帰宅は午前様・・・・・・・嬉しいような、恐ろしいような(笑)
仮にそうなったら、成功報酬を出すよ、と彼にいったら
一回飲みにつれていけ と・・・・・・・その方が高くつくかも(笑)