押し迫った年末の夕方、新井家具 本館からベッド館へ歩道をと歩いている私の耳に聞こえてきた
他店のスタッフがお客さんにいっていた言葉
「ウチは12/30~1/2まで休んで3日から営業します」 (チョット2日から仕事することに誇らしげな語気を感じました)
私はこの時 「正月そうそう御苦労さま」 と思って歩を進めながら聞いていました
その家具店のスタッフは私に気がついていたかは知りませんが、私は耳をそばだてて彼の言葉を聞いていました
人はいいます、「新井家具さんは余裕があっていいですね」 「この不景気に年末年始に8日も休むんですから」
・・・・・・とんでもない
年がら年中、ウチのスタッフはあんたらの数倍頑張っているよ
昨年の3/31 日付が変わっても帰ろうとしないスタッフに、「御苦労さん 明日は一時間遅く出社してもオッケー」
といっても通常出勤
定時を遥かに過ぎても、みんなが頑張っているのを尻目に
「スイマセン、ちょっと今日は私用があるので申し訳ありません、先に帰っていいですか」
私は言います 「当たり前やん 定時を過ぎてるから帰って何の問題もないよ」
「用事があったら帰りなさい」 そう言っても申し訳なさそうに帰るスタッフ達
そんな彼らの頑張りがあればこそ
死滅に近いと聞く、ここ最近の市場の中で、昨年の税率アップ直前の駆け込み需要に湧くこの一月
その前年売り上げを超える公算が高い、なんて言える経営者としてのこの上ない幸せ
せめて年末年始、お盆休み、社員旅行も海外でゆっくり5日間
こんな事で日々の苦労やストレスを解消できるとは思っていませんが
根性論、売り上げ少ないのに休むのか? なんて考えを聞くとアホか と思います