今年の営業日も早いもので明日を残すのみ 改めて一年を振り返ってみたいと思います
今年は当初から税率アップ前の駆け込みが、一月、二月、三月と月を追うごとに激しくなり
特に三月は完全に弊社のキャパを遥かに超え、営業に来るメーカーいわく
「みなさんの目が三角につりあがり、疲れきっているようで顔色が悪かった」
まぁ過ぎてしまえばいい思い出? かもしれませんが(笑) とにかくしんどい日々でした 入院一歩手前
しかし心配された増税後の落ち込みもベッド館においては全くなく、逆に前年の数十パーセントの伸びを示したが
新井家具 本館においては四月以降多少の苦戦を強いられた
現状を打破するべく、ベッド館、本館ともにアウトレット品の獲得に積極的に動き出した
そのことは少し以前のブログにも書いたが、今日は東へ明日は西へと全国を訪れ
あるときは廃業する家具店の在庫を根こそぎ仕入れたり、メーカーの倉庫に現金持参で訪問したり
思わぬお宝にめぐり合うこともあれば、数百キロを車で走り、期待はずれで手ぶら同然で帰ることもあった
そうした努力の甲斐あってか、本館は苦しいながらも4月~7月をなんとか昨年水準でしのぎ切り
6月には毎年恒例の社員旅行をセブ島でほぼ全社員とメーカーさんとでたっぷりと堪能させていただいた
そしてその後、おそらく新井家具の歴史の中でも過去に例のないスマッシュヒットとなる大売り出し
「立ち退き 大セール」 へとつながっていく、これは弊社本館の所在地に新名神高速道路と
それに伴う府道(今里高野道線)が重なることで考えたイベントで
前代未聞のダイレクトメール、チラシ広告等の宣伝広告費を一切使わない売り出し
値引きの原資としてはズバリ 国から支給される 「立ち退き料」
そして従来、売り上げの7%掛ると言われている宣伝広告費も価格に還元してしまおうと考え実施しました
するとこれが大当たり、8月以降の新井家具 本館は超V字回復
特に11月においては前年の300%を記録 (まあこれは、いかにこれまでが無為無策、本来新井家具がもっていた
自力をこの売り出しがきっかけで引き出したにすぎないとも言えますが)
安売りをすることで心配された粗利益の低下も、弊社約10年ぶりの売り出しと言うことと
家具市場の増税後の落ち込みという背景からか、分引き等の協賛にこころよく応じてくれるメーカーも多数
また、そのことをブログに書いたり、メーカー同士の口コミからかメーカーの方から売り出しの協賛を申し出てくれたり
原価率そのものを見直してくれるメーカーも数社ありました、結果粗利益の落ち込みもほとんどありませんでした
このことで他店さんからの苦情等、弊社と他店さんとの間に入り矢面にたって対応してくれたメーカー担当様方には
本当に感謝しています ヒマな時ほどグチャグチャ五月蠅いからね(笑)
そして9月より、楽天事業部に中塚、本館に小挽、ベッド館にはベッドメーカー3社を渡り歩いたベテラン 三島さんが加入
したことで更なるパワーアップを図り、人員に余裕ができたことで配送システムの見直しを図り
効率アップ! 配送力がアップ
結果論として、仮に増税前に本館が 「立ち退きセール」を行っていれば、おそらく配送は完全にパンクし
お客様に大変なご迷惑をおかけしたと考えられる、本館は現在駆け込み時以上の売り上げをマークしている事で
「増税前に売り出しを行っていれば・・・・」 との声もあるが、現実的には結果オーライかも
そして若手が成長してきたこともあり、組織若返らせ風通しを良くするため、本館 新店長に福西に任命
結果はすぐにあらわれ、今のところベッド館との連携、本館の業務もこれまで以上に円滑に進んでいる
ああ、このまま最高の一年を終えることができそうだ、と12月にカレンダーを破いていたころ
九州方面から嬉しい情報が舞い込んできた
こういうところは、気を見るに敏な我々はすぐさま九州行きを検討するが、スケジュールの調整がつかず
年明けを待たねばならない事が残念
と思っていると、今度は中部地方から面白い提案が
先日のブログにも書いたが、この二つの事案が上手くいけばかなりの業績アップにつながる
それはこれからの交渉に全てがかかっている、年明け早々ワクワクした日々を過ごせそうで今から楽しみ
とにかく今年はやることなすこと全て怖いほどに図にあたり、宿願だった新井家具 本館の立て直しも成功(まだまだ道半ば)
ほんとうに最高の一年でした (まだまだこんなもんで満足していませんが)
今年は暦の関係で例年より正月休みが一日多く、年明け7日からのスタートとなります
新年は南の島 セブ島でのんびりとさせていただきます
今年は私とファンネル十河氏が31日から、明けて3日より福西店長と三島氏が現地で合流の予定
オッサン四人で迎える南国での新年、おそらくロクでもないものになりそうです
さあ、巷でささやかれている声は 「来年はさらに厳しくなる」 というものですが、どうなることやら
今年一月~三月の駆け込み需要で生まれた 「半端ない売り上げ数字」 を来年の同時期にクリア―するのは至難の業
しかし知恵と度胸で当たれば決して不可能ではありません
成せば成る
さぁ来年も精一杯仕事して、上手いビールを飲むために・・・
いや、もとい 世のため人のため頑張るぞぉ~