ベッド館の一日

AM 8:55  まず出社してすることはパソコンとポットにスイッチを入れる

        
         シャッターを開け開店準備をする
         女性事務員 吉川さんが書類を抱えやってくる 「おはよーございます

AM 9;10  メールをチェック 今日もおかげさまでたくさんのお問い合わせが入っている
         朝のコーヒーを飲みながら順次いただいたメールへ回答する
         この時期ホットコーヒーがうまい

         いくつかのメールに回答し終わったころ、本日一本目のお問い合わせ電話が・・・

      
         単純に価格のみのお問い合わせや、「どんなベッドが良いのかわからない」
         「自分はこう思うのだが・・・」 などなど内容は様々
         中には電話上手、というのか聞き上手とでも言うのか、こちらの話を引き出すのが
         うまいお客さんもいて、時には30分から小一時間に及ぶこともある
        
         こちらも人の子、よく話しを聞いて下さるお客様には、かなり深い詳しい説明をしたくなる
         顔が見えない電話だからこそ、出来るだけ簡単明瞭に話すように努めているが
         聞いておられるのか聞いていないのか(笑) あまり反応のないお電話には
         早々に切り上げたショ―トカットバージョンで対応することもある(ゴメンナサイこれ本音です

AM 10:15 すぐ近くの倉庫へ行っていた、杉山、木下、小浜の三人がやってくるのはこのころだ
         日々各メーカーから入荷してくる大量の商品の倉庫入れ作業、本日出荷する商品の
         準備を終えてやってくる彼らは、朝からいい汗かいてる

         しばし手を止めて彼らと談笑する、ウチは朝礼なんていう堅苦しいことはしないが              この談笑が朝礼の様なもの、入荷した商品の情報や今日するべきこと、やってほしいこと
         などなど情報の交換をする

AM 10:30 彼ら三人は売れた展示現品の入れ替え、プライスカード、商品の整理など
         良く動いてくれる、随時かかつてくるお電話のお問い合わせ、メールの回答
         など、本当はカウンターにずっと座っている方がよいのだが
         つくずく自分は事務職には向かないと思う、小一時間もパソコンに向かっていると
         集中力が切れてしまう、気分転換もかねて彼らの作業を手伝う

         ところが手伝い初めて、10分もするとカウンターから声が・・・
         「しゃちょー、お問い合わせのおでんわです~」 

AM 12:00  朝、おなかいっぱい食べたはずなのに、ぐぅ~・・・「腹減った―」
          スタッフの木下君、時には居合わせたメーカーの担当氏と外食に出る
        
          良くいくのは「王将」 ちなみに昔やっていたCМで「ギョーザ一日100万個」
          と言うのがあったが、嘘でなくホントに一日100万個売れているらしい・・・
          何かの本で読んだが、一人前6個なのだから6で割り切れないのはウソだとのこと

          ・・・なんてくだらん話しをしながら昼食を取る
          ほとんど毎日、私と同じメニュー、量の昼食を取る木下くんを「養殖」しているのは
          実は私かも知れない・・・ごめん奥さん

PM 1:00   さあ張り切って仕事にかかるぞ―
          昼食に出ていたときにいただいたお問い合わせに返答、回答していく・・・
         

PM 2:00   メーカーが商談にやってくる
          商材は色々あり、時々によっても違うが
          およそそのうちの7~8割は誰もがほしがる商品、残りの2~3割はハッキリ言って             それほど欲しくないものだ
          私は極力、全部仕入れるようにしている(もちろんメーカーによりますよ)
          
          おいしい品ばかりつまみ食いすると、タダでさえ売れない残りの品は
          さらにその「鮮度」を失う
          だからメーカーはそうなることをある程度見越して、おいしいほうの品に価格を
          上乗せしてくる
          当たり前だ、私が逆の立場だったら絶対そうする

          営業氏だって、こっちでチョろっと、あっちでチョロットと売り歩くより
          バーンと一気に売り上げを作るほうが気分言いに決まっているし   
          納品だって一括ですむ

          そのかわり値切る(笑)
          親の敵か、鬼か悪魔か(笑) と言うくらい値切る

          一括で安く仕入れて、ウチで振り分けて極端な話、おいしくない方の品は
          原価を1000円とか100円とかにしてしまえば、何とでもなる  
          最終的には捨ててしまうこともある(笑)

          もちろん商談の間にも、お問い合わせの電話がある
          すると仕入れ交渉を杉山、木下、小浜に振る
          最近、段々と彼らも「悪魔の仕入れ」を身につけてきた(笑)
          時には横で聞いていて私が 「えげつなー」と思うことも・・・

PM 3:30   繁忙期である今は、平日でも来客が多い
          お問い合わせの対応をメインにしている私だが、ご指名いただくことも多い
          「東京からこのためだけに来ました」 とおっしゃられては
          どれだけ忙しくともお相手しないわけにはいかない
        
          この時思う、身体が二つあれば・・・私の場合体重は人の二倍近くはあるのだが

PM 5:30  接客すると時間が経つのが早い、閉店まであと30分
         なぜかこの時間帯、駆け込みでお電話の問い合わせが殺到することが多い
         
         「あぁ~、まだメールのお返事していない・・・」
         でも結局、お電話の場合後回しには出来ないので、どうしてもそちらの対応が 
         先になる
         「まだメールのお返事いただいてないのですが・・・」
  
          また明日、お客さんから叱られる・・・

PM 6:00~ お店は閉店しても、まだメールの回答、ネットにアップする情報
         仕事はいくらでもある・・・・・
         それにしても、一日がアッという間に過ぎていく・・・
         はっ早くビールが飲みたい・・・

・・・・・・と言うわけで、今現在PM 11:10 まだベッド館にいます
そろそろ帰って寝ます                               

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