ツッコミどころ満載のマットレス その一

下の二枚の写真は、シーリーベッドの人気マットレス 「グローブ」のプラッシュ(ソフトタイプ)

ファーム(ハードタイプ) です

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                                「グローブ」のプラッシュ(ソフトタイプ)

                           

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                                「グローブ」のファーム(ハードタイプ)

両者とも内部構造は、バネ、ウレタンなどの詰め物の質、料ともに全く同じです(もちろん価格、厚みも同じ)

では、どのようにして「ソフト」「ハード」に変えているのかと言うと

写真ではわかりづらいかもしれませんが、写真上のソフトタイプに比べ、写真下のハードタイプは

マットレス上面のキルティングの間隔が狭いことに注目下さい

・・・そうなんです、たったこれだけのことで「感覚」的にはずいぶんな堅さの違いが表現できます

もう一度言います、中身はハードもソフトも全く同じです

では、次に二枚のベッドパットの写真をご覧ください

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                    ざっくりとダイア型にキルティングされたパット
SANY0837 (640x480)
                    かなり細かくキルティングされた多針キルトのパット

意外に思われるかもしれませんが、二枚のパットに使用されている綿の量は、両者ほとんど同じです

では、この二枚のうち、ダイア型キルトのパットを先ほどの、シーリーグローブ ファーム(ハード)に敷き

多針キルトのパットを、グローブ プラッシュ(ソフト) に敷いて「感触」を比べてみましよう
(新井家具ベッド館では、よくお客様に体感して戴く実験です)

すると・・・

あら不思議

ソフトはハードに、ハードはソフトへと変身します

たった厚み2cmほどのベッドパットを敷き変えただけで、その「感触」の変わりように驚かれるお客様がほとんどです

「シーリーのグローブがほしい」 とご指定のお客様は、圧倒的にプラッシュ(ソフトタイプ) を希望されます

理由を聞くと「ショール―ムなどで試し寝して、気持ち良かったから」とおっしゃいます

・・・・・ちょっと待って下さい

中身はバネも詰め物も同じなんですよ!!、マットレスのキルティングの間隔が変わって

単に「感触」が変わっただけで、はたしてこれを「性能」「寝心地が変わった」と判断しても良いのでしようか?
(しかも2cmほどのパットで「感触」は変わってしまています)

お客様は家具店での2~3分間くらいの「感触」を頼りに購入を決められるわけですから

逆にいえば「性能」は二の次にしても、お客様に三分間「気持ちの良い感触だ」 と感じさせることができれば

メーカーの勝ち、と言うことになります、(そうしていると言っているわけではありませんよ、念のため)

じゃあ、そもそもバネの存在する意味があるのでしようか?

「無くても良い」とまでは言いませんが、極論すると・・・・・いやこの辺でやめておきましよう

東京関東のお客様へ

新井家具東京汐留ショールームへ、ぜひお越しください!