知っている会社社長がいっていたお話し
少し前に社長氏の会社から退職した社員が、社長氏の会社のライバル会社に就職してしばらく経つらしい
社長いわく、大した実務能力もないが、ベテランと言うことである程度の役職を与え
あとは彼の奮起に期待したが、会社が右肩上がりに急成長したこともあり
仕事の内容が質、量ともに増加したことについていけないのと、仕事をしない上司に対しての下からの反発等もあり
結局は退職してしまった
社長は 「肩書きが人を作る」とは言うけれど、力の伴わないものに役職を与えたことでつぶされてしまった
彼をつぶしたのは自分の責任だ! と当初社長は後悔したそうです
しかし別のエリアとはいえライバル会社に就職したことを人づてに聞き、社長氏は思ったそうです
「彼に対しての評価ではなく、自分が(社長氏)与えた役職名を評価されての採用でなければ良いのだが・・・・・」
しかし悪い予感は的中
なんとそのライバル会社は、社長氏の最も得意とする分野へ殴り込みをかけるべく計画していて
そこへ(あくまでも肩書上は) 社長氏の片腕と目された彼の、ライバル社への就職を遮るものは何もありませんでした
・・・・・・しかし当然のことながらすぐにメッキは剥がれ落ち、今では・・・・・
それだけならばまだ良いのですが、彼のあまりよろしくない噂を耳にするにつけ
私もまんざら彼のことを知らないわけでもなく・・・・・・単なる噂であってほしいと願っていますが
しかし大たわけなことに、彼はそのことを周囲に自慢吹聴しているらしく
事が露見するのは時間の問題かも?
そうなるとことは彼だけの問題ではなく、周囲にも大変な影響と迷惑を与えることになる
社長氏に 「しかしライバル社をある意味パワーダウンさせ、今後仮に事が露見すれば、その影響は・・・・・」
まるで謀らずもライバル社に「彼」 という時限爆弾を仕掛けたようなものですね と話すと
社長氏は力なく笑っていました