人を使うは苦を使う

上司にしたい、したくない芸能人ランキングというのを週刊誌などでよく見かける

じゃあ演じる役柄などのイメージではなく、実際に企業において「理想の上司」と言うのは

どんなものだろう?・・・

私には上司、というか社長としての資質が欠落していると思う

ただラッキーなのは、それをカバーしてあまりあるスタッフに恵まれたことだと思う

しかし組織と言う物は、どれだけ士気が高まり火の玉のように燃えていようと

その中の何パーセントかは冷めていて、時として全体の足を引っ張っているということも少なくない

特に組織が若返りを図るとき、旧体制のもとでそれなりのポジションが与えら

日本の企業のある意味、悪習慣である年功序列のもとに

「ところてん方式」で、実務能力が伴わないまま上司として昇進してしまった場合

その悪影響は顕著に現れる

旧体制下では、その時代背景もあって普通に日常を過ごすだけで結果が残せた

でも現在はそんな生易しい状況ではない

しかし能力の伴わない「上司」はキャリアの長さだけを後ろ盾にして発言力をもち、ときとして足を引っ張る

下につくものは「年功序列」の名のもとに萎縮し、いじけて後退せざるを得ない

この旧体制に対して、新体制のリーダーである新社長が若年であった場合、軋轢が生まれる

旧体制、新体制の二派に分かれ、特に新体制下で結果が出でいる場合の企業において

旧体制派は傷をなめ合いますまは孤立していく

キツイ言い方で申し訳ないが古いことわざに 「麒麟も老いては駄馬にも劣る」と言うのがある

ましてや「麒麟」でもなかった、また麒麟になりきれなかった物たちのせいで企業が後退していくのは

避けなければいけない

一番よいのは、そのキャリアと経験を生かして一歩引いた形で、良い意味での「畏怖の念」をもたれる

「上司」として存在してほしいのですが・・・・・難しいでしよう

しかし、何かの本で読んだことがありますが

「働きアリの理論」というのがあり、忙しく働きまわっているように見える働きアリも

実はその30%ほどは何もせず、ぐうたらしていて70%だけが働いているらしく

不思議なことにその30%を取り除き、のこり70%だけにしても

そのなかでまた、3:7の割合に働く者、そうでないものに分かれるらしい

アリと人が同じかどうかはわからないが、組織と言うのはそうしたものであるのならば

「働かないアリ」も「必要悪」として、かえってのこり70%の団結力、士気の向上に役立っている

と考えるべきなのか?

どちらにしても自分自身で客観的に考えて、自身で気が付いてほしいものです

・・・無理かな? 

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