今回の 「新井家具 立ち退き大セール」
私も相当口を挟みました、それはズバリ価格について
今、店頭にはこんな値札がかかっています 「社長 決済価格!」
今回私は 「徹底的に安く!」 と伝えたつもりでしたが、どうもイマイチ伝わりきれていないようで
値札の書き換えを何度が指示いたしました
「どうして安くしないのか?」 とスタッフに尋ねると以下の様な回答が返ってきました
① この品はいつもこの価格で良く売れる品で、下げる必要はない
② 他店では10%引きがせいぜいで、定価販売のところもある、だから15%引きくらいで良いのでは?
③ 売れない品だからと言って、いくらなんでも原価を割ってまで処分する必要はないのでは?
原価意識を持って、利益を考えて販売してくれるということ自体は悪い事ではありません
むしろ経営者としてはありがたいのですが
以前にもブログに書きましたが、今回は 「覚悟」 が違います
この私の 「覚悟」を通すため、スタッフと意見の衝突もありました (そのあたりは スタッフ ブログ(ベッド館) でも少し触れています)
そして先ほどのスタッフの言う、「安くできない理由 ①②③」 についてはこういう指示を出しました
①に対して
問答無用! 徹底的に価格を下げよ いつもと同じ価格で何がセールか!
②に対して
ヨソが定価で売ろうと10%オフだろうと、ウチは35%引きでお客さんに驚いてもらいなさい ホントのことですよ
③に対して
誰でも自分が良いと判断して仕入れた品物を安く、しかも原価を割って販売するのは気がひけるもの
でも今回は例え原価の半分、三分の一で販売してでも、利益より処分のスピードにこだわって販売して下さい
その結果! 今、新井家具は活気に満ちあふれています
例え薄利でも、例え原価を割っていても、お客さんで店内がいっぱいになり
店内のあちこちで商談(笑談) が行われ、品物に売約札がべたべたとつけられ
商品がくるくる入れ換わり、売り場が新鮮で活気に満ちあふれている
これで販売員が楽しくないわけがない
要は 「売り癖」 をつけるんです
口はばったいですが、ベッド館のスタッフはこの「活気に満ちた」 を日々感じて仕事をしています
販売員が楽しければ、お客様にもそれが伝わって、さらに活気が生まれます
そして新井家具 本館もムチャクチャ売れる家具店に変貌を遂げてほしいんです
これを言うと本館のスタッフは耳が痛いかもしれませんが、通常の家具店のベッド、寝具の販売構成比率は20%
と言うことは、今頃本館はウン十億円を販売していないといけません でも現実は・・・
「そりゃあベッド館は特別だ」 という意見もあります
でもベッド館も最初から特別だったわけではなく、オープンから5年くらいまでは、販売構成比率33%くらい
だから本館だって年商 ウン十億円も決して夢ではありませんよ
売り癖をつけるのに、今をおいて他に好機はありません
とにかく徹底的に安く販売して、ムチャクチャ売れる家具店へのステップとして行きましょう!!
そして損失の補てんは(笑)
道路公団さん・・・・・・(地下を高速が通る)補償金たっぷりとよろしくね