当店の人気商品の一つにダブルクッション ボトム「セブンベッド 強化ボトム」と言う品がございます
シモンズやシーリーなどの下請けメーカーが主要なパーツを岡山県のベッドメーカー セブンベッドに提供し
ブランドメーカー品と「同等以上」の性能で、低価格が売りのボトムで
シングル価格 32000円 です
もちろん純国産商品です
最近、弊社の価格より安いダブルクッションボトム が出回っているとの情報がお客様よりもたらされました
もちろん違うメーカーの品で、価格は少し安いみたいです
販売メーカーいわく、「国産」で低価格とのこと
さっそく弊社で一枚手に入れました
忙しい通常業務が終わる、夜の12時くらいから一人ベッド館の二階で、このボトムの解体作業
カットして見るやいなや・・・・・・・はいはい出てきました「国産」のはずのそのポトムのバネに
中国製のスプリングユニット である動かぬ証拠が
よく小包などについている細い針金で固定する「荷札」がバネにくくり付けられており だいたいはずしておけょお~
そこに思いっきり中国語が
まぁすでにこのブログで何度も書いているように、最終加工を何工程か国内ですれば
たとえパーツの大部分が中国製でも「国産」を歌えるのですが・・・
しかし私をここまでの行為に駆り立てたのは、こんないきさつがあったためです。
あるお客様が他店で、この「なんちゃって日本製」のボトムを購入され
弊社で上に搭載するマットレスを購入いただきました
お届けしたのち、お客様から「ベッドからギシギシ音がする」 というご指摘があり
ポケットコイルのマットはギシギシいうことは可能性として低いので、ボトムの方では
とお客様にお話しすると、お客様も「私もボトムの方だと思うが、販売店がウチのボトムは音はならない構造です
の一点張りで認めてくれない、なにか改善策はないか?」 のご相談を受けました
私もベッド屋の端くれ、他店に「音鳴りの原因はウチのボトムじゃなく、新井家具のマットのせい」と言われているのと同じことですから
若手ひとりと、数枚のマットレスを携えてお客様宅へ
もともと購入いただいたマットをはずして、他のマットレス数枚に乗せ換えてみました・・・・・・
当たり前のことですが、どのマットレスに変えても 「ギシギシ」(笑)
結局、先方の家具店はクレームを認めないので、お客様はポトムを弊社のセブンベッド強化ボトムにお買い替えを決意され
その問題のボトムは弊社がサンプルとしてもらいうけることになり、カットしてみたという経緯です
先に書いたように、バネは「メイドイン チャイナ」 そして音鳴りの原因は
コストを落とすためにボトム下部の木部に、安~い節穴だらけの材を使用し、アングルに組んでいるだけでした
そりゃあ、材と材の接合部分がこすれてギシギシなるわけです
〇〇家具さん、こんなベッドを売っちゃあいかんですよ