間に合わない理由

以前のブログにも書きましたが

アカセ木工　のウォールナットを使用したベッドフレームが人気のため、お届けまでに2か月以上もかかる

と言うのですが

まあ人気もあるのは事実ですが、実際は材料調達が間に合わないというが理由の大部分のようです

・・・とまあ大手さんの場合は、「間に合わない理由」というのもなんとなく格好のよい理由なのですが

我々の様な零細が依頼する下請けさんなどの場合

商品が間に合わない理由も、ある意味かわいらしいものなのです

以前あった話で、ベッドフレームの製造や別注をお願いしていた下請けさんの例など

会社の奥さんから電話があって　　「お父ちゃんが腰痛で動けんようになってしもうて～、すんません」

こんな理由で謝られたら、こちらも怒る気もうせてしまいます

だて、そこは社長(お父ちゃん)、奥さん(おかぁちゃん)、息子さん(兄ちゃん)　の三人で

回っている工場なんです、そりゃあ一人欠けても戦力が33・3%以上低下するわけですから

間に合わないのも無理はありません

苦情を言うつもりが・・・・・「お大事に」　に変わってしまいますよね

昨日も寝具メーカーから電話がありました・・・

「職人が風邪でダウンして間に合いません」　・・・社長から電話がありました

結局、少数精鋭でやってらっしゃる町工場だから、丁寧で良い品を作り、かつ価格も安いわけなんですよね

この寝具メーカーなんかの場合、別注の依頼を直接社長に電話した時

その電話口のまま、後ろの職人に口頭で指示して、世間話を数分したと思ったら

・・・「はい、もうできました」　と後ろで職人さんの声(笑)

道理で後ろでミシンの音がしていると思いました(笑) ヒマな時の話ですけどね

今、繁忙期で当店の無理な納入期日のお願いで、ご負担をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします

決してみなさんお若くないですからemoji:v-8]

でも年々、こんな小回りのきく工場が無くなってきているんですよね・・・