長期欠場

突然ですが  一昨日まで入院していました  入院がバレルとお見舞いとかわずらわしいので内緒にしてました

最近のブログは、病室で私が書いたものを除き、ゴーストライターが私を装って書いていたので

商品紹介を中心とした毒のないものばかり(笑)

もっと毒っ気を  とスタッフに伝えると、社長みたいに毒吐けません

褒められてるのかけなされてるのか・・・

ところで、少々間抜けな話

8/26の金曜日、店内で展示入れ替えの作業をしていた際

ベッドのパーツが倒れてきて左すねを直撃

痛いけど歩けるし、とそのまま帰宅して湿布して寝たものの、段々激痛と共に足が腫れてきます

さすがに病院嫌いのわたしも、翌朝スタッフに送ってもらい以前入院したことのある病院へ・・・

先生曰く、  「もっと早く来なアカンで  すねにヒビ入ってる」

・・・・・ところで  足は日にち薬で治るけど、他の問題が

血圧計ったら、200オーバー

この際、しばらく入院して検査したほうがいいよ  どうせ仕事は出来ないだろうし・・・

と言うことで、足の処置を終えた私は血液検査等を受けることとなりました

検査の結果   

血糖値も肝臓の数値も、何から何まで最悪    ・・・・・って分かってましたけど

と言うわけで強制入院

血圧下げる薬やら、血をさらさらにする薬やら、点滴だらけ

先生、なんとか通院でお願いします

というと 「考えておられる以上に事態は深刻ですよ、血圧224っていつ血管が破れてもおかしくない、脳の血管が破れたら・・・」

自覚症状のないまま、3日間の絶食と座ることすらダメな、寝た切りの絶対安静

6人部屋の集中治療室は、重病患者ばかりで雰囲気も暗く、よどんで重苦しい、テレビも無ければ携帯も使用禁止

術後すぐで一晩中ウンウンと唸っている患者さん、苦しいのか泣いている他の患者さん達

尾籠な話で申し訳ないですが、立ってトイレに行けないので、排せつもそこでするわけです

私は3日間絶食だったので、関係ないと思いきや看護婦さんが 

「絶食でも出さないとダメなので、下剤を出すので飲んで下さい

おいおい、こっちは歩いてトイレ入れるっちゅーねん  と抵抗しましたがダメ

その夜、下剤が処方されましたが、こんなところでするのはまっぴらゴメンです

素直に飲むふりをして看護婦さんを安心させ、隙をみて下剤をゴミ箱へ・・・

もうダメ! もう限界です  こんなところにいては治る病気も治りません

「先生、個室に変えて下さい! 」    

しかし個室の空きはあるものの、まだダメですの一点張り

メールや電話で仕事の指示もしたい・・・と食い下がってもダメ

仕方ありません、最後の手段です

「個室に移動させてくれないのなら、退院します! ダメと言っても退院しますから

我ながら無茶なことを言うものです

粘った結果、医者も折れてくれて晴れて許可が(笑)  ゴメンね無理言って

そして個室へ

個室に行くと雰囲気ががらっと変わります、誰に気兼ねすることもなく、広々と清潔な空間

テレビも携帯もネットもし放題、さっそく会社に連絡して色々と報告を受けたり確認したり指示したり

ふぅ~ 会社も順調に回っていするようです安心しました、集中治療室で寝た切りと聞いて、スタッフも心配してくれていたようですが

電話口の私の大きい声を聞いて安心したようです

さっそくその夜、十人くらいでお見舞いに来てくれました

「なんや、社長もっと弱ってると思ったら元気ですやん

スタッフみんなといっぱい話してストレスが無くなったのか、不思議なことにここから血圧も血糖値も安定し始めます

やっぱり病は気からと言いますが、ホントなんですね

すぐでも退院したかったのですが、この際ゆっくりして下さいとスタッフの言葉に甘えることにしました

ところで、入院中ずっと食事は糖尿病食の一日1800キロカロリー制限

数週間の入院で体重は105.5キロから99・5キロ・・・・・何年ぶりかの人類と同じケタの体重です(笑)

ここで私、一大決心をいたしました、現役時代の83キロまで減量する

結構本気です  できれば70キロ代までもっていきたいですね

・・・と退院をあと3日後に控えたある日、事件が起こります

これまでずっと順調に下がり続けていた血糖値が急に上がったのです

110から125あたりを推移していた血糖値が急に170~225

ずっと節制しているのになぜ

先生や看護婦さんからは間食してるの? 疑われるし、原因不明で少し落ち込んでいました

そこで色々と日常を思い浮かべ、自分なりに原因を探りました

そして、はたと思いついたことは

ハンドクリーム

そうです、スタッフがいい匂いのするハンドクリームを差し入れに持ってきてくれたのです

ご存知かもしれませんか゛、血糖値は指先を針で突いて少し出血させ測定します

これに指についていたハンドクリームが反応したわけです

しかもそのクリーム、はちみつ入り  ネットで調べたら、ハンドクリームで異常値がでると

これには看護婦さんも大爆笑

それ以降は正常値にもどり、めでたく一昨日退院となったわけです

入院中お世話になった看護婦さん、清掃のおばちゃん、リハビリの先生、栄養士の方

みんな私が新井家具の人間であることを知っています

だって名刺配りまくったもん(笑)

そのなかで2人の看護婦さんが近くベッドを買いに来てくれるようです

というわけで、楽しい? 入院生活でしたが、もうちょっと居たい気もしましたが

私には健康、安眠をもとめているお客様にお答えするという使命が待っています

体調も絶好調、これから秋の商戦に向けて突っ走りますよ

東京関東のお客様へ

新井家具東京汐留ショールームへ、ぜひお越しください!