今日お客様より大変興味深いお話しをいただきました
お客様は精密機械等の設計に携わっておられるとかで、精密機械に使用する線材も硬鋼線ではなくピアノ線を使用するそうで
理由は伸縮振動に対する耐性が、硬鋼線のそれに対してピアノ線は10倍の耐性があるかららしいです (私も知りませんでした)
まぁ実際にはベッドのスプリングにそこまでの耐性は必要ないとも、そのお客様は述べられていますが
これは 「某 低性能で高価格なメーカー」 のマットレスと、アンネルベッドのマットレスとの比較を
具体的に商品名をいくつかあげてご説明差し上げた後、お客様から頂いたお話なのですが
やはりそのお客様は、お仕事がらかご理解が早く
「某 低性能で高価格なメーカーのお粗末さを」十分ご理解いただいた上でこうおっしゃいました
「私がアンネルベッドの人間ならば、そこまで高コスト(耐性10倍) なピアノ線など使用せず、硬鋼線を使う」
・・・・・たしかに正論です
しかしアンネルと 「某 低性能で高価格なメーカー」 にはブランド力、知名度差が歴然とあります
本来ならば、かりそめにも高級ブランドを謳い、高額設定を行うメーカーが、その付加価値として高コスト高品質なバネ線材を使用するのがむしろ当たり前のことで
それを利益追求のため、安価な素材を使用しているというのが問題なのです (これはバネ材だけにとどまりません)
しかし彼らのブランド構築戦略は巧妙で、そうして得た莫大な利益は、さらにブランド力の増大のために使用され
正にメーカーにとっては好循環、エンドユーザーにとっては最悪の循環
まぁ「自分は有名で高額なベットで寝ているのだ」 と思い込んで寝るのも、フラシ―ポ効果(思い込み効果)
があるので、知らぬが仏と言えるかもしれませんが・・・・・
話しは戻りますが、ですからそうしたものに対抗する手段として、アンネルは敢えて高コスト高品質なピアノ線材を使用するのだと思います (アンネルさんホントにコストかけても利益とってないと思いますよ)
仮にアンネルがピアノ線の使用を取りやめ、安価なバネを使用して今よりもさらに低価格を実現したとしましょう
おそらく安いだけの平凡な低価格マットレスメーカーと認知されてしまい、売上は今より激減してしまうと思います
でも現実は、その安価な素材を使用したマットレスこそが、高級ブランドマットレスとして高値で売買されているのです
憎むべきはそうしたメーカー、そうしたマットレスです
まさか私のブログを、そうした虚構のブランドメーカーの上層部が読んでいるとも思えませんが
たとえ末端の営業マンでもいいので、心あるなら声を上げて下さい
せめてもう少しでもいいから、マットレスにコストをかけて下さい
アンネルのようにピアノ線とまでは行かなくても、もうちょっとマシなものを
東京スプリングのように比重38だ50なんていう高コストなウレタンまでいかなくっても、もうちょっと高額設定に対して整合性が
伴うもの・・・・・・・・無理かなぁ
昔のものづくりの精神にあふれた体質に戻るのは、いまならまだ間に合うと思うのですが
そうならない限り 「某 低性能で高価格なメーカー」 は、買ってはいけない・・・いやオススメしてはいけないマットレスだと弊社は考えます
価格を聞かなきゃ損ですよ
最低価格証明 新井家具ベッド館!!