西高東低

なぜ都市圏の大手家具店では、シモンズ、サータ、フランスベッド など、有名ブランド押しなのか

以前にもブログで触れたことがありますが、ここで改めておさらいの意味もあって書いてみたいと思います

有名ブランド押しなのは・・・・・・・   楽だからです(笑) 素人でも誰にでも売れる、、売ることが出来る

さしたる知識が無くっても問題ありません  それが知名度、ブランド力です

お客様も 「シモンズベッドっていいの」  と尋ねてこられるので、販売員は 「そりぁいいですよ

と答えるだけで事足ります、するとお客様も

 「そうですよね、ТVでもCМやってるし、ホテルとかでよくシモンズ使われてますもんね」  「はい

これで説明の8割がたは終了です、後は家具店側が作成した 「販売マニュアル」を丸暗記して 説明するだけ(笑)

:結局お客様は、「何が良いのかよくわからんが、なんとなく有名なんだから、いいかぁ~」 的な感じで買ってしまいます

まぁこれも商売のうち・・・・・別に否定するわけではありません、昨日今日入社した素人社員でも、立派な販売戦力です

しかしそのシモンズの15万円くらいするマットレスの横に、10万円くらいのアンネルベッドや東京スプリングのマットレスが

展示してあったらどうでしょう   大半のお客様は気にも留めず、その場を立ち去ることでしょう・・・

ただそのうちの何%かの数少ない方は、多少の興味を示されるかもしれません、ただ・・・・・

「こっちのマットレスの方が、10万円と少し安いし・・・ただアンネル(東京スプリング) って聞いたことないメーカーだけど、

モノは良いものなの」  おそらくお客様はこう販売員に尋ねると思います

その時、マニュアル通りしか教育を受けていない販売員が、アンネルや東京スプリングの説明をこなせるとは思えません

おそらく販売員は 「ちょっと安いけど、値段なりの商品で、やっぱり一流ブランドの方が物がいいです」 と説明してしまうはずです

そりゃあそうです、稚拙な知識でヘタに説明して元も子も無くすより、ブランド押しした方が楽だし、なにも危険を冒してまで

安い方のマットレスを売る必要はありません

こうして都市圏の大手家具店の店頭では、アンネルや東京スプリングのマットレスは

「全く売れない、中途半端に高額なマットレス」 という烙印を押され、段々と店頭に展示されなくなる

結局、都市圏ではアンネルも東京スプリングも、3万円~5万円くらいの低価格帯マットレスが中心となる

中国製マットレスは嫌  でも予算が少ない・・・ と言うお客様用の低価格日本製マットレスメーカーと言う感じ

しかしそれも、近年の 「なんちゃって日本製マットレス」 にシェアを奪われている

だから都市圏の大手家具店には、アンネルベッドや東京スプリングのマットレスの展示はない あっても低価格帯という事

しかし、弊社においては有名ブランドのマットレスより、むしろアンネルや東京スプリングの10万円~30万円クラスの

マットレスが売れる、そうですきっちりとマットレスの事を理解し、説明差し上げれば、十分に売れるんです

西高東低のこの状況、なんとか弊社の力で変えることは・・・・・・

変える方法はただ一つ、○○しかない  まだナイショ(笑)

東京関東のお客様へ

新井家具東京汐留ショールームへ、ぜひお越しください!