最近の ベッド館 スタッフのブログ にもメーカー営業マンのテクニックや悲哀をシリーズとして書いていますが
当時М島さんのいたメーカーは酷かったですね、月末の数字の詰め・・・というか追及が
聞いた話では、上司が 「根性で売ってこい」 と発破をかけて
時には深夜の2時くらいまで営業マンを追い込んで・・・・・・しかも金曜日、明日は応援販売に出向く家具屋の売り出し
睡眠不足とストレスで営業マンは数名ダウン 嘔吐したものもあったとか、そんな体調でまともな接客できるわけないです
結果は惨敗だったらしいですが まぁ当時のその上司に言わせると 「根性が足りん」 というところなのでしょうか
確かに気合や根性は大事で、否定する気はありませんが・・・・・・それだけではねぇ~
まぁそんなメーカーですから、長くはもたず最後の方は、商品を投げ売り状態
通常は定価の55%くらいで仕入れていた商品などを、定価の10%とか5%とか そんな感じでした
当時私も若く、長い付き合いのメーカーで、気心も知れた営業マンもいる、そんなところに鬼のように値切りまくって
叩きまくるのは忍びない そんな心情を吐露すると、先代(親父)が言った言葉が秀逸です
「ウチがしなくっても(買い叩き) ヨソがする」
「まな板の上の鯉と向こうは覚悟している、どうせならスパッと切れるウチの刀で介錯してやれ」
そんな言葉で私は吹っ切れた覚えがあります
親父自身、ウチが卸の頃、N家具というところに不渡りつかまされ、連鎖倒産した経験があり
その経験が、甘い考えを捨てさせたのでしょう
今、もう駄目だろうという家具屋があり、そこが今日書いたことと同じような状況です 先はないでしょう
・・・・・こういうこと書くと 「あれはどこのこと」 と必ずご質問メールを頂戴ます…いえません
っていうか、もうじきわかりますよ(笑)