脳梗塞、糖尿病からの脱出  その⑥

人間の身体とは不思議なもので、血糖値が安定してスパイクが起きないと考えると、脳梗塞による麻痺も

「このまま好転するんじゃないの」  私の生来の能天気が目を覚ました(笑)

すると本当に開かなかった左手がパーの状態まで開くようになった

嬉しくって、自撮りしてスタッフみんなに送信した   その時の画像がこれです(笑)

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そうなると、これまで以上にリハビリに打ち込む気持ちになり、一日二回、一回30分のリハビリ時間以外にも

一日中、何かしらの自主リハビリを行い、禁止されている 「勝手に一人でトイレに行く」 や  基本、病室では寝ているか

車いすという禁を何度も破り、看護婦におこられた・・・でも足の筋肉が萎えてしまうのが怖かったのだ

その甲斐あってか、少しずつではあるが麻痺の方も改善してきた、そうなると親切にしてくれる看護婦さんたちに

黙って糖質制限をしているのは申し訳ない、と思うようになってきた

長い入院生活、毎日軽口を聞いて、気心も知れてきた看護婦さんたちに 「本当のことを言ってしまおうか

迷った挙句、打ち明けず糖質制限のことをどう思っているか、それだけを尋ねてみることにした

いちばんベテランの婦長さんに聞いてみた 「退院したら糖質制限をやってみようと思うけど、どう思います

すると婦長さんは  「危険です、脳のエネルギーはブドウ糖だけです、糖質カットするとエネルギー不足で頭がボーっとします」

看護婦さんとはいえ、ベテランの医療従事者がはっきりそういったので、ちょっとドキッとしたけど

その情報も江部医師のブログを隅から隅まで読んで、織り込み済み

「じゃあ狩猟時代の人類は、糖質取らずにどうやって狩りや日常を送ったのか 近代のエスキモーは?」

「糖質を取らずにいると、体のエネルギー回路が糖質回路からケトン体と呼ばれる回路に切り替わる」

「ケトン体はタンパク質と良質な脂から作られる物質で、実は人類のメインエネルギーは糖質でなく、ケトン体である」

「人類はたまに摂取可能な、果実や木の実などを吸収するため、非常用にインシュリンという物質を分泌可能とし

雑食となりえることで生きながらえてきた」

「現代はこの非常食であるはずの、糖質を過剰摂取、インシュリンも過剰分泌、それが糖尿病と肥満の原因」

いちいち理論的に隙が無く、納得できるものばかりだった

自分が行っていることは正しいのだ、自分に言い聞かせた

                                                  つづく

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