ベッドメーカーの営業マンから聞いたのですが
ある家具店のベッド売り場には、厳格な縄張りのルールがあるらしいのです
そこそこ広いベッド売り場、各メーカーごとに商品のブースを造っているらしく
例えばAベッドのブースにいるお客には、Aベッドの派遣販売員(マネキン) のみが声をかける権利があり
他メーカーのマネキンは声をかけてはいけない
なぜそんなルールになったのかと尋ねると 『○○○○ベッドのマネキンが、ルール無用に来客をかっさらうので
他メーカーから苦情が続出し、結果このようなルールになった」 のだとか
さすがに社員手帳に 「自社ブランド以外を指定して購入に来たお客は、徹底的にそのブランドをボロクソに貶せ」
と書いてあるだけの事はありますね
しかしその商魂は見習うべき
お客さん「○○ベッドが欲しいのですが」 と自社以外を指定で来店しても、それを素直に販売してしまうと
それで終わりですが、ボロクソに貶して結果、立腹して帰ってしまっても、また違う店舗で店員が自社ブランドを進めて
売れる可能性はゼロではないから という見上げた根性
まぁそこまでマネする気は無いですが
しかしその家具屋さん、まるで繁華街のポン引きの縄張りみたいですね
そんなギスギス、ピリピリしたマネキン同士の駆け引きと言うものは、微妙にお客さんに伝わるものです
そんな家具屋で買いたいですか