よくお客様に尋ねられます「店長さんはどこのメーカーのマットで寝てるのですか?」
仕事柄、この5年間で少なくとも50種以上のありとあらゆるメーカーのマットを
実験のために使用してみました
もちろん、お金を支払って買い取ったものもありますが、メーカーが無償で提供してくれたものも
少なくありません
口はばったいのですが、私が良いものと評価したマットレスは店頭での販売量が倍増するということを
メーカーサイドは知っているのです(笑)
以前、素晴らしく良いものなのに他の家具店では全く売れず、メーカー倉庫に大量に売れ残ったていた
マットレスを発見、ごく短期間で当店で売りつくしてしまった時には「どうやって売ったの?」と
メーカーの開発担当者数名が聞きに来たこともありました
売り方も何も、「このマットレスの良さをそのまま説明しただけだ」と話すと、彼らは一斉に話しました
「開発」と「現場の営業サイド」にはかなりの温度差があり、現場は説明が難しい(私は全然難しいと思いませんが)
玄人受けする「良いマット」よりも、内容が伴わずとも見栄えよく、高額設定がしやすい「素人受け」する
マットレスを要求してくる、だから駄目なんだと。
その後、彼らの尽力で?なんとかそのマットレスの廃番予定は取り消され
小ロットながらも生産を続行しましたが、やはり他店ではさっぱりで廃番、しばらくして残念ながらメーカーも
廃業してしまいました
いま思い出してもちょっともったいないぐらい良いマットでした
現在、私が2年近く使い続けているマットレスが、同じものではありませんが、その流れをくむ、大げさに言うと
世界最高の「究極のマットレス」なのです
材料、加工、工法、などにおいて、現状で望みうるすべての技術を結集したマットレスなのです
残念ながら、ホームページなどでも紹介しておりませんし、お問い合わせにも諸事情から
お応えしておりませんが、ご来店のお客様には積極的にお勧めしております