来たる10月の7日から、福岡県は大川市で全国で最大規模の新作発表会が行われる
昔は年に6回行われたが現在は年4回、弊社はここ数年ほぼ毎回足を運んでいます
当初は私と他一名という2名で行くことが多かったのですが、なんと前回は6名
先代のころは、先代の方針で 「仕入れに行くのは限られた人間のみ」 ということで、先代と専務
そして私の三人ばかりが大川だけに限らす、各地展示会に出向いていた
でも、そのことで後に続くものが育たず、これまで婚礼タンスだけを売っていれば成り立っていた家具店の形態が
急速に、また大きく変わりユーザーの趣向も多様化したため
あきらかに、仕入れの責任者をアイテムごとに細分化する必要が出てきたと感じ
自分の代になってからは、たとえ入社一年未満のものでも、希望すれば同行させるという方針に切り替えた
すると3人、4人、6人と参加者は増えていき、経費は増えたけれど
それ以上の成果が間違いなく上がったと感じる、我々のように職歴が長いとどうしても一つの考えに凝り固まってしまいがち
前回の大川でも、我々だけならば絶対に足を踏み入れないであろう新規メーカーに、女性スタッフ2名が話しを聞きに行き
挨拶だけ、と名刺交換した際に意外な情報をもらい、そのことでベッド館、本館がかなりプラスに振れる可能性が出てきた
だから方針としては間違ってなかったと思います
しかし、多数の人間が営業日に店を空けることはできず、どうしても弊社の休日を展示会に合わせるかたちとなり
「たまの休みは家族と過ごしたいので行きません(行けません) 」 という声や、家庭や子供を持つ若いスタッフなどもおり
彼らに負担を強いることにもなったと感じます
そして今回そういった状況の中、希望者がなんと8名、遠慮して声を上げないものも入れれば10数人はいるかも
さすがに8名というのは多すぎ でも行きたいという彼らの希望は尊重したい気持ちもある
じゃあ思い切って、今まで展示会に行ったことが無いものを主体としていかせてはどうかと考えました
以前、入社間もないスタッフを仕入れに同行させ
「何でも良いから、自分が売れると思ったものを仕入れてみろ」 ただし金額は100万円まで、そして必ず3カ月以内に販売すること
という条件をつけて申し渡しましたが、どうしても私や他の先輩たちの顔色を伺って、ほとんど仕入れらしい仕入れをしませんでした
ですから、今回は本館の店長のみを責任者とし、希望者の中から今までいったことが無い、あるいは社歴の浅い人間を優先で
仕入れチームを作ってみては と考えました
諸事情で実現するかどうか分かりませんが、案外面白いものを掘り出してくるかもしれません