礼儀を知る人知らぬ人

先日、弊社とお取引のないベッドメーカー? の営業が来店され

入り口で名刺を提示され 「御社とお取引はありませんが、勉強のため見せて下さい」とおっゃいました

このようにしっかりと名刺を提示して「勉強させて下さい」とおっしゃれば、よほどのことが無い限り

お断りすることはありません、お互いに気持ち良く情報交換ができたので逆に良かったです

このことで昔に起こったあることを思い出してしまいました

今は大切なお取引先なので名前は伏せますが

某「S社」(シモンズ、サータではない) 、その当時弊社はお取引がありませんでした

ある日、一人の男性が当店のベッド売り場をウロウロしていました

行動から「ピン」と来た私は、たまたま居合わせた某社の営業に「あの人業界の人じゃない 知ってる」

尋ねたところ、やはり某S社の営業でした

冒頭に書いたようなものではなく、礼儀に掛けるコソコソした奴でした

そこで私はそいつの行くてを遮り、「あんた同業者やな」

・・・・・・すると縮みあがったように、「はいそうです」とあっさり認めたのです

またそいつが不運だったのが、たまたまそこにやってきたのが、優しい私の10倍は怖い親父(先代)がやってきたことです

二人でそいつに名刺の提示を求めたところ・・・・・・

可哀そうによほどビビりまくっていたのか、そいつの口から出た言葉は

「O家具の店長からの指示で、新井ベッド館を偵察して来い、と言われてきましたぁ~」

確かにそのころ、弊社とそのS社の取引は無く

近くのO社、T社、T社、あと今は無きT社 の4社が、そのS社を販売していましたたまたまですがT社ばっかり(笑)

ですからベッド専門館として売り上げを伸ばし始めた弊社に対し

有言、無言の圧力で「S社さん、新井家具とは取引するな」的な雰囲気がひしひしと伝わってきていました
今は無きT社長は、とうじS社会の会長?も務めいらっしいましたからね

後で話を聞くと、弊社からO社に流れたお客様が、弊社にないはずのS社のマットの展示があったと見間違われ

それがO社の店長の耳に入り

「おい、S社の営業! 新井と取引してるのかぁ~!!」「見てこーい」といった経緯だったようです

しかし、いくらビビっていたとはいえ、ホントのこと言っちゃあいけませんよね

ウソでも取引先小売店であるO社をかばい

「私の一存で来ました、申し訳ありません」と言うべきですよね

頭にきた私は、O社に文句を言ってやる・・・・・・と意気込んでいました

しかしタヌキ親父の先代は、翌日キッチリとO家具の店長に挨拶しにいきました

・・・・・・・大ゲンカした ・・・・・・いえそんなことはしません

翌朝、O家具さんの店長にこうあいさつしたのです

「昨日、S社の営業が勝手にベッド館に偵察にやってきて、問いただしたら、事もあろうに

O家具さんの店長が偵察に行けと指示したと」

「O家具さんのほどの家具店が、ウチみたいなところに偵察に行け などと低レベルなことをするはず

ないだろう」

「いいわけ考えるにしても、もっとまともなこと言え!」 とS社の営業には言っておきましたから

このように伝えたらしいです

目を白黒さして、「そっ・・・そうですか、よく注意しておきます」 と店長さん答えたらしいです

・・・・・・あぁ、親父には一生かかってもかなわないですね

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