真似っこ(笑)

べッド業界は・・・というか家具全般でも、「コピー商品だらけ」

ヒット商品に飢えているのは、どこの分野でも同じことなのかもしれませんが、自分の住む業界なので、特に目立つように感じます

コピーをされるという事は、オリジナル商品がそれだけ優れたものである、と言う事をコピーする側も認めているという事になる

デザイン(見た目)だけの事なら、コピーでも悪くない、と感じる人もいるかもしれませんが

こと機能商品に関しては、コピーがオリジナルを超える、と言う事は難しく、恐らくその前例としてはゼロに等しいのではないでしょうか

機能商品と言うと、ベッドのマットレスなどはその最たるものですが、マットレスの見た目をコピーしても仕方ないので

コピーするとしたら中身  例えばバネの形状や巻き数などなど

なるほど バネの形状などをコピーすれば、「見た目」のインパクトは大

しかし形だけを真似っこしても、バネの焼き入れや成分、微妙な角度や曲線までも緻密に再現できるか と言えば相当無理がある

仮に100歩・・・いや1千万歩譲って それができたと仮定しても、マットレスの性能を構成する要素のあくまで一部分

バネ、詰め物、バランス、縫製など簡単に言ってもそれらの要素が全て合致したとき、はじめて 「高性能マットレス」

が完成されます

日本が誇るメジャーリーガーのイチロー 引退しちゃったけど

その物マネをする芸人、ニチロ― 

しぐさ、風貌、バッティングフォーム、ついでに体格までそっくりです 

イチローの現役時代、代わりにバッターボックスに入っても恐らくしばらくは気が付かないと思います

じゃあ似ているからと言って、ニチロ―に何年も連続して200本安打やその他の活躍ができるのか

言うまでもなく、オリジナルの筋力、柔軟性、精神力、センス等、そのどれ一つが欠けても同じことはできません

マットレスも同じことです

例えば形状が目立つものとして、「アワーグラス スプリング」 がありますが

やはりコピーする側も、その優位性を認めているのか、真似っこしちゃうところがあるらしい

ニチロ―なら笑われるのが商売だけど・・・・・真似っこは笑われないようにね

  

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