あるベッドメーカーに商品開発を依頼していました
待つこと数か月 確か 「11月の展示会時には完成しています」との営業担当の言を信じて出向いてみると
まだできていない 営業担当に 「なぜ」 と問うと
「上には依頼しているのです・・・」 あとはコロナの影響や、なんだかんだと遅れている理由・・・という言いわけ
業を煮やしたウチのスタッフが、「一体どうなっている 開発する気があるの」
と迫ると、「スイマセン 上に直接言ってください」 と携帯を手渡しました
電話口でウチのスタッフが、直談判 その日の午前中の出来事です
しかしその日の夕刻、なんと 「試作品が出来上がりましたぁ~」 と連絡が・・・
まぁ下準備は続けていたのでしょうが 数か月待って、直談判したら、8時間足らずで試作完成
じゃあ直談判しなかったら、桜の咲くころ いやひょっとしてセミの鳴くころ
本当は営業担当を飛ばして、直談判するという方法を取れば、対応が早いというのは承知していますが
それでは営業担当の顔を潰すことになります・・・できれはしたくない
今回は、自分の顔を潰されるのを覚悟の上で、営業担当は受話器を取ってくれたのだと思います
商品が完成したら、彼に感謝して頑張って販売します
決してメーカーの為でも、ましてや開発の人の為でもありません