無頓着にもほどがある!

我々のように人と接する機会の多い接客業は、特にエチケットやマナーに気をつけなければなりません

体臭、口臭、フケ等々、特に我々のように中年になると、若い時よりもむしろそれらに気をつけるべきだと思います

でないとお客様にたいして失礼です

しかし残念ながら、マナーも含めてそれらに対しての認識の深さには、かなりの個人差があります

弊社のスタッフの中には、「そんなに気を使わなくてもいいのに と思うほどこまめに体を拭いたり着替えたり

食事がすむとすぐに歯を磨いたりするものもいますが

世間には 「無頓着にもほどがある」 という人もいます

賢い人は自分がそうであることを知っていて、デオドラントスプレーを携帯したりしているようで

そういう努力をしている人は問題ないと思います

でも人が不快になるほどのレベルの体臭や、食事マナーにしても口の中でグチャグチャと音をたてて食べたりしていると

迷惑もそうですが、逆に哀れになってきます   そういう人たちのことを今は、クチャラ―と言うそうですね 

僕らの世代は、ブタ食いと言いましたけど

特に妻帯者で子供いたりすると、おそらく家でもそうであるはずですから、奥さんも含めて誰もそれを咎めない(気がつかない)

その家庭で育った子供も、そういった常識は身につかないですから、やはり外で迷惑をかけている事に気がつかない

その人がこれまでに、どれだけ陰口を叩かれ、どれだけ恥をかいてきたのかは、推して知るべしです

まぁ本人は知らぬが仏、逆に哀れです

本当は、「汚い」 「臭い」 とハッキリ言ってやった方が本人に対する優しさだという人もいます

私も高校生の頃に友達が横でグチャグチャと音をたてて食っていると

「汚い やめろ」 とハッキリ注意できましたが、さすがにいい大人になってからは言えませんね

昔、私はちょっとだけ東洋医学を勉強したことがあり、人に不快を与えるような体臭は、東洋医学で言うところ「邪気」 と言って

身体に溜まっている毒素が外に出ているからだといいます

そうした人が近くにいると、よく 「頭が痛くなる」 「不快になる」 と言ってその場を離れる人がいますが

邪気を受けて、本能的に邪気を受けるのを避けているのでしょうね

どちらにしても邪気を出す方はいいけど、受ける方は本当にいい迷惑ですね、邪気を吸いこんで身体に害を受けますから

しかし表だって注意できないので、本人に気付いてもらうしかありません

でも難しいです

・・・・・・

周りのみんなは眉をひそめて迷惑がってはいるものの、本人に面と向かって誰も言わない(言えない) 厄介な問題です

本人のためにも、家族のためにも、そして周りの人のためにも、手術をするなり、ぶた食いをやめるなり、自覚してほしいものです

そういう人が近くにいる場合は、マスクで自己防衛して、強力な芳香剤を置くくらいしか対策が無いのかもしれませんね

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