日本野球界の長老 野村克也いわく
「4番バッターは育てるものではなく、よそから取ってくるもの」
これは我々の業界においても、人材面において私も同意見です
ところで、人材以外の戦力というと、商品ですよね
野球に例えると、パットやグローブ、スパイクなどが粗末だと、いくら一流選手でも活躍できません
優れた人材と商品が相まってこそ、最高の結果を生んでくれると思います
俗にヒット商品と呼ばれるものは、開発に時間と経費がかかるものです
一つのヒット商品、例えばデザイン性に優れたベッドフレームを生み出すのに、そのたたき台となったフレーム数知れず
それらたたき台に払ったリスク分は、結果そのヒット商品の価格に転嫁されます
ですから一番の早道は、「ヒット商品をパクル(笑)」 これが一番の近道
売れることは分かっていますので、まねて作るだけ リスクがない分だけ安くできる場合が多い
こんな簡単なことなのに、意外とこれができる(やろうとする) メーカーは少ないんですよね
プライドなのか何なのか プライドで飯が食えるんか ちゅ~ねん
ただ貧すれば鈍す? 先日もN家具の商品をFという業者がデザインをパクッて
しかも同じ下請け工場で造らせたみたいで、くりそつ N家具担当のM君、激怒してましたね
でも下請けまで同じところにして、ばれることは必至・・・・・と言うことはメーカーの関係を悪化させるより
コピーして売上を上げる方が上、とふんだんでしょうね つまりメーカーはなめられているわけです
書いたよN君! 彼の希望でブログに書きました(笑)
まぁこの件はともかく 実はこの臆面もなくヒット商品をパクリまくる という考えのメーカーが伸びているんです
S家具さんなんかもそうですし、私は大嫌いですが 「愚か」 で 「乱れた」 「痛い」 メーカーなんかも
ヒット商品を即パクリ、しかもあとの方のメーカーはコストまで落として安売り・・・・・・反面クレームも多いけど
まぁ電光石火の速さで商品化してしまいます、そしてS家具の品などは品質もいいので、弊社においても売れる
「商売道にもとる」 とか 「ルール違反」とかいってるメーカーは、清く正しく美しく、貧しく・・・そして消えていけばいいんです
最近見た映画 「海賊と呼ばれた男」 原作、コミック、映画全部見ました
そこでも呉の町ではその地区の油商のみが漁師に油を販売してもよい、というルールがありながら
地域外の主人公はなんと小舟で沖合まででていき、海上で販売するという手法をとります
まるで小学生が隣の席の子との境界線に対して 「空中やったらエエやろ」 とかいうみたいなムチャクチャな理屈
いいませんでした? 私は言いました(笑)
もちろん、地元の油商から文句が出ますが
「海の上に線でも引いとるんか」 「悔しかったら、ウチより安う油売ってみぃ!」
結果、給油に港へ帰る時間的ロスも無くなり、燃料費も安くなるため、魚の価格が安くなるという理屈でこれをやりとおします
これで主人公は、世間から海賊と呼ばれるようになります
まともなことをやっていてはダメだということですね
しびれましたね 私も 「悔しかったらウチより安くベッド売ってみぃ~」 啖呵切ってみたいッス
かなり前置きが長くなりましたが
ウチもやります メーカーの人気のベッドフレームを 「オマージュ」 したものをお安く販売します
でも友好関係のメーカー品は関係を壊したくありませんのでやりません
そこで大嫌いなメーカーのベッドフレームの、おっ・・・オマージュを、徹底して安売りします
まだもうちっとかかると思いますが、楽しみにお待ちください
あぁ、私も海賊と呼ばれたい
どっちかと言うと、我々は海賊なんてスマートなもんじゃなく、山賊・・・野党・・・・・・野武士の集団かも